2022/01/03 英彦山(1199.6m)
別所P〜奉幣殿〜衣ケ池〜四王寺の滝〜南岳〜中岳〜Wの滝〜奉幣殿〜別所P
 
 ▲Wの滝 
  令和4年1月3日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時30分(自宅)
■メンバー:2名(同行者ヨッシー)
 今年の初歩きは、やっぱり
英彦山。年末から久しぶりに家族が集まり、昨日まで嵐のような日々であったが、夕方には日頃の静けさを取り戻した。ホッとする反面、少々寂しさを感じる。新年の初歩きは、毎年カミさんと歩くのだが、家の片付け等もあり今回はヨッシーを誘い付き合ってもらうことにした。気温は1℃、雪はなく別所駐車場につくと既に満車に近い状態。ここにこの時間に停めるのはほぼ登山者だ。準備をして出発。参道を進み奉弊殿でお参りをする。今日はこのところの冷え込みを期待して久しぶりに四王寺の滝を見に行く。10年前は未だこの滝は「幻の滝」と呼ばれていたが、もう幻ではなくなった。鬼杉方面へと進み衣ケ池の横から谷を詰める。途中で左に滝が見えたので赤テープの通り登り詰めると足下は浮き石だらけで落石しそうになるが、がんばって進むとどうもおかしい。ほとんど氷結もないし・・・・すぐに間違いだと気づき、私たちの方向に来る後続者に「こっちじゃないですよ」と声をかけ、用心して正しいルートへ引き返す。テープを信じるとこんなことになるので注意だ。地図を見ると谷が分かれて方向的には真っ直ぐに行けば良いのに左に折れてしまった。四王寺の滝が見えてくると大勢の人の声も耳に入る。しかし、残念ながら凍った氷柱は、ほぼ落ちていてあの迫力のある氷瀑を拝むことはできなかった。「また次回に」と話しながら滝から右に南岳を目指す。もちろん整備された登山道ではない。とても急峻で少々危険である。南岳へやっとの思いで到着し、中岳へ。予定では北岳経由で豊前坊に下山する予定であったが、思ったより疲れたので中岳から参道を下山することにしてとりあえず中岳で昼食をと避難小屋に入ろうとすると山友のご夫妻が食事中であった。話の中でWの滝は氷結していると聞き、ご一緒させていただくことに。そして半ば諦めていた滝は見事に氷結していた。同行してもらったヨッシーも喜んでもらえたのではないかと思う。帰りに道の駅英彦山に立ち寄るが、野菜も惣菜や弁当もなく人だけがうろうろしていた。今日も山に自然に仲間に感謝!!
■コースタイム
 P-(20分)-奉弊殿-(40分)-衣ケ池-(25分)-四王寺の滝-(40分)-南岳-(18分)-中岳-(12分)-産霊社-(7分)-Wの滝-(60分)-奉弊殿-(20分)-P ※全行程で 約6時間でした。
※10年前の日記に氷瀑の写真あり
今回のコース(クリックで拡大)
別所駐車場(8:40)
登山開始(8:50) 参道の石段を登る 奉弊殿でお参り(9:09)
玉屋神社、鬼杉方面へ向けて出発(9:24) しばらくは平坦な道を歩く 結構新しい道標
神々しい木だ かなり古い石垣 虚空蔵への入口を通過(9:46)
鬼杉1.8kmの方へ 梵字岩への入口も通過(9:57) 道標の下に玉屋見口とある
横顔に見える 衣ケ池(10:05) 池の横から登り始める
団子のような石 巨石が覆い 踏み跡を辿るように歩く
うっすらと雪が 滝らしきものが見えたので左の谷を詰めてみる 少しだけ氷結
一旦降って真っ直ぐの谷を詰める 結構高度を上げてきた 滝が見えた!
四王寺の滝(10:58) あまり凍ってなくて残念 南岳へ
道なき道 結構リスキー かなり急
雪で滑りやすい 反対の尾根を見る 小さな雪だるまにホッとする
いやーずいぶん登ってきたな・・・・という感じ? 急峻な斜面は四つん這いで登る ようやく平坦になる
気持ちの良い場所だ 南岳(11:45) 上宮の社殿が見える
上宮の社殿は立ち入り禁止 参道から中岳頂上へ 結構雪がある
中岳到着(12:15) 出発前に(12:50)
参道には雪が少しだけ積もっていた 産霊社(13:02) Wの滝
参道に戻って歩く(13:30)
鎖場 石段を降りてきた 岩の間を抜ける
奉弊殿(14:29) 参道を降る 無事別所駐車場(14:58)
   
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