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2011年8月26日〜29日 槍ケ岳〜穂高岳縦走 | ||
2日目(NO2) | ||
槍ケ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳〜南岳小屋 | ||
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槍ケ岳の穂先(梯子が光って見える) | ||
前ページからの続き 槍ケ岳から南に南岳を目指し、稜線歩きとなるが、ガスが出て期待していた展望は味わえそうにない。それでも昨夜の予報は雨だったのでずいぶんと恵まれている。また、ガスも幻想的でなかなかである。(ん?ちょっと無理があるかな)槍平との分岐を見て先を進むが振り返るとガスの切れ間にさっき登った槍ケ岳の穂先が見えてきた。やっぱり恰好が良い。大喰岳で写真を撮ってもらい左手(東側)に雪渓を見たりウスユキソウを見たりして順調に進む。短い梯子と鎖場を乗り越えると中岳の標識ある。頂上はすぐだ。記念写真を撮ってすぐに出発。石がごろごろとした道になる。急斜面を大きく左にカーブしながら山腹を割りと大きな石のごろごろした道を降る。浮き石があったり平らなところばかりでないのでとても歩きにくい。下りきると緩やかな上りの稜線と歩きとなる。石ころだらけだが、さっきより小さくなった。ケルンが積み上げていて中にはお地蔵さんをイメージしたのか、面白い形のケルンもあった。左手(東側)の下を覗くと雪渓が見える。天狗原のようだ。正面を見ると登山者が4人尾根を歩いている。岩稜のヤセ尾根が続き絶壁をトラバースするところもある。少し降ると天狗原との分岐に出る。ここでも写真を撮り、先に進む。ここからまた上りだ。15時6分、南岳に着いた。何と朝出発して9時間半要してようやく到着である。よく歩いた。南岳小屋はもすぐであるが、ライチョウがうろうろしているようで一人の登山者(写真家?)が撮影していたので便乗した。ようやく楽しみのビールが飲めるとKENさんと私は小屋への足取りは軽くなる。(KENさんに確認はしていませんが)15時21分南岳小屋に無事着いた。チェックインして早速缶ビールで喉を潤す。いやーうまい!夕食まで入口のテーブルで反省会。夕食を済ませて再びテーブルでビール。団体の若い女の子が一人座っていたので話をすると東京から来たとか、まだ、初心者のようでツアーガイドが連れて行ってくれるとのこと。ハーネスも初めてとのことだが、ガイドも命がけだなと思う。さて今夜の寝床だが1つの布団に2人とのこと。しかも二段ベットの2階だ。しかも知らない人が「私もここになった」と言うではないか。いやな予感がする。そしていやな予感は的中した。 <コースタイム> 槍沢ロッヂ-(75分)-大曲-(60分)-天狗原分岐-(80分)-播隆窟-(90分)-槍ヶ岳山荘-(30分)-槍ヶ岳頂上-(20分)-槍ヶ岳山荘-(40分)-大喰岳-(50分)-中岳-(70分)-天狗原分岐-(25分)-南岳-(15分)-南岳小屋 ※歩行時間は約9時間15分(休憩時間含まず)全行程で約10時間でした。 次ページ(3日目はいよいよ大キレット) |
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槍ケ岳山荘から南岳への縦走路へ | ||
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ガスに覆われてきた | ||
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槍平の分岐 | 振り返ると槍ヶ岳が | 穂先が姿を見せてくれた |
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大喰岳(おおばみ) | 全員で | ガスの中、縦走路を歩く |
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雪渓の中に小鳥がいる | ハエマツが多くなる | 東斜面(天狗原側) |
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左は雪渓、稜線は狭い | 梯子が2つ | 鎖場もある |
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中岳に着いた | 山頂へ | 全員で |
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一旦降ってまた登る | ケルンがたくさんある | こんな状態 |
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きれいに並べられている | 天狗平 | 横尾尾根のコルから登ってくる登山者 |
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ガスで先が見えない | この下は断崖絶壁 | ペンキマークの通り進む |
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天狗原の別れ | あともう一息 | やった!南岳 |
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全員で | 小屋が見えた | 無事に南岳小屋に到着 |
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歩いてきた道を振り返る | またまたビールをKENさんと | 夕食 |
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