2014/7/19 霧ヶ峰(車山1925m)
 〜高原と湿原に咲く花々を見ながら・・・・・〜
車山肩バス亭〜車山〜蝶々深山〜物見岩〜八島ヶ原湿原〜沢渡〜霧ヶ峰インターチェンジバス亭
NO2
 
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 ニッコウキスゲの花の群落を見ながら降ると分岐を八島湿原方面へと左に進路をとる。
 時折、陽が差すが標高が高いので暑さは感じない。未だこの辺りは夏と言うよりも春の終わりと言う感じだ。
 車山乗越の標柱を見て車山湿原の木道を歩く。既にレンゲツツジは終わっているようで花はほとんど見られない。目の前の蝶々深山を目指し、坂を登る。
 蝶々深山(ちょうちょうみやま)・・・変わった山名である。名前の由来が知りたい。蝶の形をした石があるとか、シジミ蝶がたくさんいるとか・・・・説は色々とあるようだ。
 急坂を登りきると石のゴロゴロとした広い頂上に出る。
 石の数ほどではないが、登山者がゴロゴロとしていてここでランチタイムにしようと思っていたが先を行くことにした。
 物見岩までのんびりと歩き、今朝買ったパンとテルモスの湯でコーヒーを作り、昼食を摂る事にしたが、雨が降ってきたので急いで喉に通す。隣では湯を沸かしていた家族が、諦めて片付けていた。
 再び歩き始めるがすぐに高原歩きは終わり雨も止み風景は一変する。トイレの横を通過し、奥霧の小屋から八島湿原周回の木道歩きが始まる。ここからは観光客とすれ違いながら湿原の水や緑、そして花々を鑑賞しながら歩く。唄でも口ずさみたい気分である。
 長い木道歩きが終わると御射山跡に出るがこの先で道を間違って一度車道に出てしまう。
 右にヘアピンカーブする場所から左に林道に入ると無事沢渡に出る。
 階段を上がると「8の字を経て園地」と「車山肩へ」とに分かれるが、園地の方へと進む。
 ここまでのルートを考えれば楽チンコースと考えていたが、ここから結構わかりにくく歩きにくい道となる。それに誰も歩いていない。苔むした暗い森の中を抜け、登り返して視界が開けると高原に出る。遠方に今朝バスが停車した霧ケ峰インターチェンジの建物が見える。
 「ここは第四園地」と表示版がある。ここで記念にセルフタイマーで写真を撮る。
 車山蝶々深山のピークでは、人があまりにも多く落ち着かない状況であったが、ここまで来るともう時間にも余裕がある。
 ところが、遠くからゴロゴロ▽ドッカーン!!・・・・と雷が・・・・
 身を低くして足早に霧ケ峰インターチェンジの売店に向かう。
 バスを待つ間に缶ビールでもと手に取ると地ビールではないか・・・350mlで500円は高いがちょっと奮発して・・・・
 バス亭に向かうと今朝バスで一緒だったカップルが待っていた。予定ではバスで茅野駅まで行こうと思っていたが「上諏訪駅に戻ってJRで移動した方が良いよ」と言われ一緒に同乗することにした。それが幸いしてか終点の上諏訪駅前で車内に財布を落としてしまったようでそのカップルが拾ってくれて助かった。大金こそ入っていないが、今夜の宿代と夕食代が危うく失うところであった。 十分なお礼もできず、申し訳けなかったので次回お会いした時は必ずおごりますので・・・・・と手を合わせる。
 JR上諏訪駅から隣の茅野駅で降りて今夜の宿にチェックイン。この辺りの宿には野球少年がたくさん宿泊しているようで当宿も学生ばかりである。(賑やかで早く寝れなかった)
 夕食は駅ビルでヤキソバとビールにしたが、未だ時間も早いし、一杯やりに行くか・・・・・
 明日は、いよいよ八ヶ岳
 ■コースタイム
 車山肩-(40分)-車山-(20分)-車山乗越-(20分)-蝶々深山-(15分)-物見岩-(30分)-奥霧の小屋-(40分)-御射山跡-(20分)-沢渡-(45分)-霧ケ峰インターチェンジ※休憩時間は含まず。全行程で約4時間かかりました。
何とも美しい湿原である
湿原を一周する
シシウドと湿原
ニッコウキスゲもたくさん咲いてる 御射山方面へ 飽きることなく眺めを楽しむ
キバナノヤマオダマキ グンナイフウロ ヤナギラン
キンバイソウ ハクサンフウロ ゲートを出る
旧御射山方面へ(13:42) 営業中とある ヒュッテ
旧御射山史跡とある(13:43) 諏訪神社(13:45) これを本当は左に進まないといけなかった
沢渡(14:04) この階段を上がる 8の字を経て・・・方面へ
今までと違う景観 苔むした石が多い これ道?
笹の多いきつい登り 高原に出る セルフタイマーで
第4園地(14:33) ナデシコ 溶岩台地とわかる
霧ケ峰インターチェンジ周辺(14:40) 食べたかったが・・・・・ 地ビール 
上諏訪駅へバスで移動 今夜の宿(16:30) 駅ビルでビールとヤキソバ
八ヶ岳の峰々が見える ここで晩酌 山で海の幸
明日はいよいよ八ヶ岳
お休み
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