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2014/7/19 霧ヶ峰(車山1925m) | ||
〜高原と湿原に咲く花々を見ながら・・・・・〜 | ||
車山肩バス亭〜車山〜蝶々深山〜物見岩〜八島ヶ原湿原〜沢渡〜霧ヶ峰インターチェンジバス亭 | ||
NO1 | ||
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2014年7月19日(土) 天気 曇り時々雨 東京出張の予定が入ったためついでに山の計画を立てることにしたが、以前から行きたかった南アルプスは、小屋がどこも満員で予約がとれず、急遽八ヶ岳を歩くことにした。 また、三連休となるので八ヶ岳付近で短時間で歩け足慣らしにもなるであろう霧ヶ峰をセットにしてみた。どちらも日本百名山(深田久弥著)である。 ■出発時間:午前6時22分(新宿駅) ■メンバー:単独 中央線の松本行きあずさ71号は、始発が新宿駅だがリュックを背負った山人で自由席は埋まった。古い車輌の中は独特の臭いがして慣れるのに少し時間を要した。 次の駅では通路も埋まり、登山列車は満員で旅が続けられる。 天気予報は、もうすぐ梅雨を終えようとしているが、この三連休少々荒れるとのこと。 それなのにこの人では一体何だろうか・・・・と言っている自分もその中の一人であることに気づく。 甲府辺りに来ると本当ならば車窓に憧れの峰々が姿を現してくれるのだろうが、灰色のガスが景色を覆い目の前の電柱や建物しか見えない。 満員だった電車は、停車する駅々でそれぞれの目的の山を求めて降りて行く登山者がいるため徐々に空席ができてきた。車内販売でホットコーヒーを求めると途中駅から隣に座った山人がサンドイッチにコーヒーを買った後、すぐに缶ビールを追加した。さすがの私も早朝からビールを飲みたいとは思わないし、これから登山するはずのその人は、すごいパワーの持ち主だなと感じた。 上諏訪駅に着くと私も含め数人がホームを後にする。ここから本日歩く予定の霧ヶ峰まではバスを利用するので駅の南側のバス乗り場に移動するが、食料の買出しを新宿駅のホームの売店で済ませておいて正解であった。なぜかと言うとここにはコンビニが見当たらない。なお、新宿駅のホームの売店は6時半前に開店のようで私は運良く、店が開くと同時にすぐにレジに並ぶ事ができた。列車の発車寸前のことであった。 上諏訪駅バス亭では若いカップルがいたので声をかけるとやはり霧ヶ峰を歩くとの事。天気が良ければ良いが・・・と話をする。そのカップルとは帰りも同じになり、しかも私のミスを救ってくれるとは想像もしていなかった。 上諏訪駅は既に標高が760mであるというからここまで電車は緩やかな斜面を上ってきたことになる。乗っている時はそんなことは全く気が付かなかった。乗車率70%ほどでバスは出発した。約45分の旅であるが電車と違って車窓は割とピッチを早く絵をスライドしてくれた。高度をどんどん上げ、広がる草原を目にする頃には雲の間から青い空が見えてきた。高度が上がったこともあるのか気持ちが弾んでくる。 出発点である車山肩のバス亭で降りると車内を空にしてバスは去って行った。 バス停から建物周辺を見ると人がたくさんいるので近づいてみるとニッコウキスゲの大群落を目の当りにし、ようやく「霧ヶ峰まで来たんだ」と感動を覚える。 観光客と登山者と賑わっていたが、登山道に入ると急に静かになり、道脇の花々を見ながらゆっくりと歩を進める。空は、青い部分が流れて行ってその代わりに黒が濃い灰色の雲が流れてくる。 すれ違う人は観光客のようだが、中には登山者もいる。一体どのようなルートで来られたのか良くわからない。 車山(霧ヶ峰最高峰)頂上手前から霧雨となり、上下雨具を着る。この時期、雨具は着用するタイミングが大切だ。急に大降りになると着るのも難しくなるからである。 車山頂上は、ガスで視界が悪い。目の前の気象観測ドームが見えるだけだ。 登山者と観光客が入り混じっていて登頂した達成感は全くない。ドームの東側奥に車山神社があってそこにも山頂標識があった。 そのまま東に少し進むとリフトの発着場がある。 次ページへ |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
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新宿駅発特急あずさ71号(6:20) | ||
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上諏訪駅到着(09:04) | ||
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上諏訪駅からバスに乗車(09:50) | 車山肩のバス亭に着く(10:35) | バイオトイレは並んでいた |
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ニッコウキスゲの大群落 | 花は真っ盛り | ハクサンフウロ |
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石ころの道を歩き始める | ウスユキソウ | ヒヨドリソウ |
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ニガナ | シロニガナ | ハクサンフウロ |
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ハナチダケサシ | イブキトラノオ | 車山肩を振り返る |
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とにかく広大 | 道は大きく巻いて行く | 山頂にて(11:20) |
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気象観測ドーム | 車山神社 | リフト発着場(11:30) |
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車山高原スキー場を見下ろす | ニッコウキスゲの群落 | ウツボグサ |
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この分岐は八島湿原へ(11:47) | 車山乗越(11:50) | 古い道標は文字が消えかかっている |
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正面に蝶々深山 | 車山湿原を歩く | 青空が広がったが・・・・ |
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ここにも道標が | ノハナショウブ | 蝶々深山頂上(12:07) |
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山頂標識 | 北西に向かう | 物見岩(12:20)ここで昼食 |
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ウスユキソウがたくさん咲いている | この辺りから景色が変わる | 雨が降ったり止んだり |
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ヒヨドリソウが地味だがたくさんある | ||
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ウスユキソウ(薄雪草 キク科ウスユキソウ属) | 木の橋もある | |
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トイレが見えてきた(12:56) | ゲートがある(13:02) | 山舎の灯(米山正夫作詞曲) |
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奥霧の小屋 | 八島ビジターセンター方面へ | 湿原を巡る |
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しばらく花の鑑賞・・・・・ | ||
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湿原を満喫 | ||
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ニッコウキスゲ(日光黄菅 ユリ科ワスレグサ属・別名「ゼンテイカ」) | 庭園のようだ | |
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