2013/11/3 右田ケ岳(426.0m) 山口県
右田小学校前P-天徳寺--山頂-権現石祠-迫にしむら口-右田小学校前
 
 ▲観音磨崖仏の尾根を歩く
 2013年11月3日(日) 天気 弱雨
■出発時間:7時30分(曽根)
■メンバー:男性7名、女性7名 計14名
 山陽自動車を北上する時に防府辺りで岩だらけの山が目に付く。以前は「今にも崩れそうなこんな岩だらけの山に登れるのだろうか」と思っていたが2007年12月に遊山歩のメンバーで初めて歩いた。低山ではあるが、とても魅力的な山である。
 元山の会の宴会好きのメンバーは「今度は右田ケ岳へ行こう」と話がまとまり、雨天中止の予定であったが山口県方面は霧雨程度のようなので予定通り出発した。
 防府西I.Cからすぐに右田小学校前の駐車場に着く。雨は少し降っているがそんなことこのメンバーには関係ないようだ。=雨には慣れている=これも山の会が「雨天決行」だったおかげだ。それなりに楽しむこと、危険なことを知っているのである。頼もしいメンバーで弱雨の中、岩の尾根を歩く。観音魔崖仏を全部拝みたい気持ちがあるが、かなりの数のようでそれだけでも丸一日かかりそうである。「また来ようね」の言葉を何度かメンバーから聞く。
 石船山に立つと残念ながら全く視界が利かず、雨は止みそうにない。それでも目の前の巨岩群を見てそれで満足だ。一旦降ると草木のない広い場所がある。晴れていれば眺めは最高であろう。誰れかが(もちろん女性)「お弁当食べるのに良い場所ね」と言う。確かに
 急な岩場を登り鞍部に出ると南峰との分岐。眺めが良い場所があるが今日は行っても無駄である。諦めて山頂を目指す。山頂も全く視界がない。記念写真を撮って昼食をとることに。
もちろん雨が降っているので立ったまま食べる。私も家内も雨の雫のかかったオニギリをほおばる。タッパの中は水が溜まってウインナーの味が水っぽい。
 下山はそのまま北に向かう。展望所もあるのだが、カットする。尾根に出ると「みつを」さんの書いたような標識や詩などが面白く、心和ませてくれる。私の防水カメラは水に濡れても全く大丈夫だがレンズが濡れてどうしてもうまく映らない。何か良い方法がないか考えないといけない。「葉耶詩の山小屋」と書かれた表札があって小屋らしきものが造られていた。残念ながら写真がボケてしまい掲載できない。鷹羽詩ケルンと名がつけられたりっぱなケルンはやっぱりタカハシさんが造ったんだろうか。などと考えながら権現石祠に立ち寄り、塔之岡登山口へと降る。途中治山工事を見てそう言えば何年か前にこの右田ケ岳周辺は大雨で大きな災害になったことを思い出す。その時の傷跡は今でも残っている。
 右に右にと登山道を歩くと「迫にしむら口」と書かれた標識があって車道に出る。ここからしばらく車道を車を停めさせていただいた右田小学校前まで歩く。皆の顔は笑顔で満足そうで良かった。
 帰りは佐波川SAで蕎麦を食べ、王司PAでメンバーの一人とお別れをして集合場所であるHさんの会社で解散。今日も山に自然に地元の人にそしてメンバーに感謝である。
<コースタイム>

 小学校前P-(5分)-天徳寺-(40分)-石船山-(60分)-鞍部南峰分岐-(6分)-山頂-(20分)-三谷山方面との分岐-(45分)-権現石祠-(30分)-迫にしむら口-(15分)-右田小学校前P※休憩時間含まず。全行程で約4時間15分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
右田小学校前の駐車場(09:30)
ガスで見えない(前方は石船山)
城があったそうだ 天徳寺の左が登山口となる 霧雨程度なら大丈夫
巨石が現れる 石灯籠がある 観音魔崖仏を見ながら登る
説明板がそれぞれにある しばらく観音様を拝見しながら 落ちそうで落ちない
蛤? 巨石だらけ 高度感がある
晴れてればもっと見晴らしが良いだろう 般若心経が彫られていた 石船山(10:24)山頂を見上げるが見えない
実物は「でかい!」 一旦降る 「お弁当食べるには良い場所だねぇ」と・・・
若い木が多い 石が続く 足が届かない〜と言う人も
どこもかしこも岩 ピークに立つ 雨が降ってきた シコクママコナ
階段になっている 南峰との分岐鞍部(11:23) アキノキリンソウ
山頂(11:30) 全員で 鐘がある
下山は北へ向かう わずかな黄葉 塔之岡登山口へ(12:13)
「みつを」さんぽっい 「胸突き八丁」だって 尾根を降る
岩の尾根が始まる 花崗岩なので滑りにくい 慎重に
鷹羽詩ケルンとある(13:00) 権現石祠に立ち寄る(13:02) 塔之岡登山口へ
崩落したのか・・・・ 畑になっている 木の橋
二つ目の木の橋 ここを右に(13:24) 治山工事中
迫にしむら口に出る(13:32) 車道をしばらく歩く やっぱりガスって見えない
     
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