2004/12/26 立花山(367m)〜 三日月山(272m)
2004/12/26 天気 晴れ 今年最後の山に選んだのは、福岡市の立花山です。市街にあってこれだけの自然林は珍しいのではないかと思います。特に大きなクスノキの原生林には感動しました。写真ではなかなか表現できませんが、必見です。 また戦国時代(1330年〜1558年)には「立花城」があったそうです。 アクセス 九州道は古賀ICより国道三号線を福岡市内に進みます。4〜5kmで須川交差点を左折し、立花小学校を目指します。2km程で立花小学校を過ぎ、六所神社に「立花山登山駐車場」と立て札があります。トイレもあるのでここに駐車すると良いでしょう。 今回のコース 駐車場より、しばらく道路沿いに進むと「立花山登山口」の大きな標識がありますので右手に歩きます。(梅岳寺がある)住宅の中からT字路にぶつかるとそこにも案内板があります。みかん園の中を登っていきます。すぐに写真左のようないくつもの看板と休憩所がありますのでここが登山口とになります。舗装道から杉林となり「修験坊の滝」の標識 |
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立花山登山口駐車場(六所神社横) | ||
を左手に見てさらに進むと水場があり、さらにナギの大樹があります。大きなクスノキやエゴノキ、ケヤキなどの原生林となり、さらに「クスノキ原生林」との分岐(写真下・・看板がたくさんある)にぶつかります。ここで「立花山大クス」に立ち寄ります。幹周り785cm樹高30m樹齢最低300歳以上の大クスを見学し、もと来た分岐に戻ります。分岐のところには左手に屏風岩があるので見落としなく。少し急登となり「立花城古井戸」の標識を過ぎ「夫婦杉」を超え、松尾山との分岐を過ぎ、ひと登りすると「立花山」山頂です。山頂からは「海の中道」が良く見え、博多湾が一望できます。ここで一息して、さらに奥の標識「なだらかコース 下原へ」を下ります。 坂を下りきると下原からの道とで十字路になります。そのまま南へ真っ直ぐに平坦な道を行くと左で「三日月山の四季」と書いた掲示板のようなものがあります。そこには写急真集がたくさんありますので時間に余裕があれば閲覧するのも楽しいかと思います。平坦な道をさらに進むと下原からの道との分岐となりここから急登をすると三日月山の山頂です。下山は往路を引き返します。 |
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みかん園を抜ける | コースタイム 駐車場−(10分)−登山口−(15分)−水場・ナギの大樹−(15分)−クスノキ原生林分岐−(5分)−クスノキ原生林−(5分)−クスノキ原生林分岐−(15分)−立花山山頂−(25分)−三日月山−(30分)−立花山山頂−(30分)−登山口 今日の食事 今日は天候が今ひとつで山頂は寒さ厳しく、それにもめげず、帰路の立花山山頂にて食事をした。暖かいカップ味噌汁が、うまかった。 立花城について 立花城は1334年に足利尊氏の家臣として仕えた大友貞宗(本拠地・豊後)の子 大友貞載(さだとし)の築城で、貞載がこの地名の立花姓を名乗って以来、立花氏は勢威を振るい、「筑前の要塞」として重要拠点となった。戦国時代には、有数の貿易港・博多の利権争いをめぐって、立花城を舞台に熾烈な争奪戦が繰り広げられた。戦国を征した豊臣秀吉が九州を統一後、立花氏は、柳川城主として移った。立花城(山城)には小早川氏が入場したが、水軍を得意としたため名島に城を築く。後に黒田氏か名島城に入城し、西暦1601年に福岡城を築いてより立花城は廃城となった。福岡城の城壁の石は主に立花山より移送したものが多く、立花山には僅かながら城の垣跡が点在している。 福岡市東区役所(一区一美事業所) |
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登山口 | ||
水場 | 大クスの原生林との分岐 | 屏風岩 |
この先が大クス | とにかくでかい大クス | 夫婦杉 |
急登が続く | 立花山山頂にて | 山頂は広い |
展望抜群 | 博多湾 | ここから三日月山へ |
急斜面を下る | たくさんの写真を本にしている | ここから一息 |
三日月山山頂 | 六所神社 | 変わった形のクスノキ |