2013/1/6 三郡山(936m)
昭和の森P〜ツキ谷Bコース〜三郡山〜頭巾山〜難所ケ滝〜河原谷コース〜昭和の森P
 難所ケ滝
難所ケ滝 
2013年1月6日 天気 曇り
 ■出発時間:午前6時30分(Hさんの事務所)   
  ■メンバー:女性4名と私(昭和の森で会長と合流)
 「自然観察とボランティアの山の会」の2月例会の下見は、三郡山である。
 テーマは、氷結の難所ケ滝。コースは、昭和の森から三郡山を目指し、難所ケ滝を経由して昭和の森に戻る。北九州からのメンバーは、お姉さまばかりとなり、私が運転手である。車中は、もちろん賑やかである。
 以前、同じコースを歩こうとしたのだが、土砂崩れか何かでツキ谷コースは通行止めになっていて今日の復路である河原谷(こうらたに)コースで難所ケ滝へと歩いた記憶がある。ま、とにかく初めて歩くコースに間違いない。
 昭和の森に着いたのは、ちょうど8時。駐車場は既に満車状態だ。Y会長がお待ちで早速準備をして歩き始める。駐車場から登山者が歩き始めているが、どうもツキ谷コースを歩くのは私たちだけのようである。公園の中、川沿いに歩いて行くと正面に三郡山のシンボルとも言えるレーダドームが見える。りっぱな林道(作業道)は続き、左に頭巾山への登山口を見てさらに進む。道が細くなると周りの木も迫ってくる。茅が延び放題になった中にりっぱな屋根つきの休憩場所がある。いったい誰がここで休憩をするんだろとブツブツ独り言を言って歩く。登山口は地図の通りの場所にあり、ようやく本格的な登山道が始まる。ツキ谷コースというだけあって谷に沿って歩く。水量のない沢は氷結のオブジェが自然に造られている。沢を横切って尾根に取り付くと足元は白くなる。いつアイゼンを付けるか、悩む所であるが、木の根が多いのでしばらくはそのまま注意して歩く。植林帯の急斜面を抜けると明るい縦走路にようやく出た。雪が結構あるのでここでアイゼンを着ける。アンテナが見えてきてレーダードームを目の前にすると山頂である。10時45分、山頂は東側を除いて展望が開けている。人工物に白けてしまうのは私だけであろうか。多くの登山者がここで展望を楽しんでいた。私たちも三座同定を楽しむ。山頂から舗装道へ一旦出て再び登山道へ。アイゼンが雪に踏みこまれる感触もこの時期の楽しみでもある。さすがに縦走路では他の登山者と出合う頻度も多い。すぐに頭巾山(ときんやま)分岐点に到着。せっかくだから立ち寄る。頂上まであっという間に着くが標識がなければ山頂とは思えないくらいひっそりとしたたたずまいである。先客のパーティは、このひっそりとした雰囲気を壊さないかのように私たちと交代で縦走路に戻って行く。未だ昼前だが、全員一致でここでランチタイム。と言っても狭いので立ったままで食べる。再び縦走路に戻った私たちは、雪の中を軽快に歩く。11時55分、難所ケ滝への分岐に着く。ここからしばらく降るが、雪が少なくなってアイゼンが邪魔する。それでも滝の下を横断する時は凍っているだろうと予測し、そのまま気をつけて降る。しばらく降って行くと人の声が聞こえてきたのでもうすぐだと気付く。下の方に氷が見えてきた。難所ケ滝は、想像通りの氷結である。未だこれからであろう。メンバーには初めての人もいて感動したようである。しばらく撮影タイム。
 12時30分、下山開始。河原谷コースを降り、昭和の森Pに13時45分に無事到着。今日も山に自然に山仲間に感謝。

<コースタイム>
 昭和の森P-(45分)-登山口-(80分)-縦走路-(20分)三郡山-(30分)-頭巾山-(15分)-難所ケ滝分岐-(25分)-難所ケ滝-(30分)-うさぎ道分岐-(30分)-林道分かれ-(15分)-昭和の森P
※休憩時間含まず。全行程で約5時間30分でした。
  
今回のコース(クリックで拡大)
昭和の森 駐車場
 
登山口目指す
ずいぶんと変わった砂防提である 三郡山頂上が見える 頭巾山への登山口
林道が続く 何でこんな所に 小さな道標がある
川沿いに歩く 登山口 階段がある
再び林道に出るが すぐに登山道へ 谷沿いに進む
炭焼き跡 氷結している 尾根に取り付く
大きな皿状の岩 植林帯をジグザグに 縦走路に出る
反射板 アンテナ群が見える 雪が結構ある
三郡山頂上 宝満山か?
ちょっと危険 三郡山を後に 道標を見逃さないように
縦走路を快適に歩く 頭巾山へ 頭巾山頂上で昼食
再び縦走路へ 難所ケ滝へ 滑らないように
つららが見えてきた 迫力満点
難所ケ滝から降った所にある滝 炭焼跡
うさぎ道への分岐 林道を歩く 道が分かれる
植林帯を抜ける 川原を横断 池がある
無事下山
無事昭和の森へ
     
   
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