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2022/02/06 大坂山(573m)〜障子ヶ岳(427.3m) |
大坂山・薬師頭〜七曲峠〜石鍋越〜障子ケ岳〜石鍋越〜小呉〜道の駅香春 |
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令和4年2月6日(日) 天気 雪のち曇り
■出発時間:午前7時30分(自宅)
■メンバー:4名(H会長、チューさん、Iさん)
大坂山(飯岳山)から障子ヶ岳への縦走は8年前に歩いたことがある。もう1度歩いてみようと思ったきっかけは、最近入会したIさんの「大坂山13座」の一言。「何のこと?」と思ってネットを調べると何のことはない愛宕山から大坂山へ縦走すると13個のピークがあるとのことだ。ま、そんなことを知らずに皆で歩いたのを少しもったいないような気もするが。
さて今回の縦走は2台の車輌が必要だが、健脚の人は道の駅香春から大坂山まで九州自然歩道を歩ける。軟弱な我々は車を1台デポする。道の駅香春の駐車場はあまり広いとは言えないので登山者は遠慮して上(山手)の駐車場に停めるのが良い。大坂山の車道終点場所も邪魔にならないように十分配慮して停めよう。 今日は雪模様で仲哀トンネル手前からこの舗装道が凍結していれば、初めての冬用タイヤの効果を試せるが、うっすらと積もっただけで少々期待外れであった。車を停め降りると猛烈に寒い。風も強く気温も低いようで悴む指で靴紐を結んだが、しばらくは指の先がしびれたように痛さを感じた。手を擦りながら大坂山を通過し、薬師頭へ。薄い雲と青空と・・・・なんとも言えない眺めだ。再び大坂山頂上で記念写真を撮っていよいよ縦走が始まる。
呉登山口から大坂山への自然歩道を降るが、当然ながら整備された明確な登山道である。しかし途中から踏み跡があるだけで道はない。木にぶら下がった案内に「障子ヶ岳(悪路)」とある。悪路なら未だ「道」だが、道はない。森林の中を地図を見ながら進む。仲哀越を過ぎ、点在した石が現れると三角点のある巨石で展望の良い場所だ。七曲峠から登り返すと障子ヶ岳南峰と書かれた表示板がある。さらに進むとテラスに出る。ここから障子ヶ岳がよく見える。鞍部に降ると石鍋越で他のSNSの地図では鍋石越となっているが前回歩いた時に小さな木の板に「石鍋越」と書かれていた。どちらが正しいのか・・・・。下山はここまで戻って谷を西に降る予定だ。鞍部で休憩してここから急登だ。枯葉が乾燥して滑りやすくズルズルとしながら森を抜けると正面にドカンと干し草を盛ったような山壁にぶつかる。ロープがかかっている場所からよじ登ると障子ヶ岳頂上、広い台地は城跡だとすぐにわかる。先客の若いご夫婦は味見公園から来られた地元の方だそうでこれからも山が好きになってほしいと願う。
昼食を済ませ下山は石鍋越から谷間を降る。道はないに等しい。林道終点に出ると後はのんびりと林道を歩き、国道に出ると狭い歩道を黙々と道の駅香春まで歩いた。長丁場だったがそれ故仲間との時間を有意義に過ごせた。今日も山に自然に仲間に感謝!!
■コースタイム
車道終点-(7分)-大坂山-薬師頭(往復10分)-(90分)-仲哀越-(25分)-七曲峠-(20分)-障子ヶ岳南峰-(17分)-石鍋越-(20分)-障子ヶ岳-(15分)-石鍋越-(20分)-林道終点-(10分)-呉集落-(30分)道の駅香春-(20分) ※全行程で
約6時間でした。(車の移動含めて) |
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今回のコース(クリックで拡大) |
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ここから歩き始める(8:30) |
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大坂山頂上を通過(8:37) |
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薬師頭(8:43) |
眺めは抜群 |
振り返ると大坂山頂上 |
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再び大坂山(8:55) |
いよいよ縦走開始 |
九州自然歩道、テーブルとイスもできていた(9:04) |
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犀川からの合流点 |
整備された道は呉登山口へと降ってしまう |
途中から道はない、表示は「悪路」とある(9:16) |
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赤テープがたまにある |
車道の側に出る |
森の中を適当に歩く |
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尾根を登り切ると展望が良いところもある |
ヤマザクラが結構多い |
カーブすると道標にある |
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踏み跡はない |
ここにも |
図根三角点 |
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なかなか立派 |
落ち葉がきれいだ |
蔦がはびこっている |
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行橋側 |
尾根道は迷うことはない |
仲哀越(10:28) |
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石が目立ってきた |
四等三角点のある巨石 |
障子ヶ岳 |
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巨石に標杭が埋め込まれている |
尾根道は続く |
鞍部に降りた |
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七曲峠とわずかに読める(10:54) |
緩やかに登ってゆく |
ここにも図根三角点 |
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少し開けた |
座るのにちょうど良い石だ |
南峰とある(11:20) |
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急降下 |
シダ類が多い |
岩場から覗く |
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巨石群 |
テラスに着いた(11:29) |
眺めが良い |
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しばらく眺めを楽しむ |
障子ヶ岳 |
一旦降って石鍋越(11:37) |
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きつい勾配をがんばって |
おっ!頂上だ! |
ここから登ると楽だよ |
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山頂到着(11:58) |
結構あるね |
愛宕山から大坂山の峰々 |
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全員で |
奧が北の丸跡 |
下山開始、急斜面降る(12:40) |
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なんて書いているか読めなかった |
赤テープがある |
谷間へ |
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涸れ沢を進む |
まともな道ではない |
荒れている |
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障子ヶ岳南峰とある、直登ルートか? |
林道終点に出た(13:16) |
林道をのんびりと歩く |
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大坂山が見える |
カラスザンショウの群落と思われる |
呉の集落に出る(13:35) |
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お疲れ様でした |
ロウバイの花は香りが良い |
道の駅香春へ(14:05) |
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