2012/07/15 貫山(607m)福岡県
茶ケ床園地〜散策路〜大平山縦走路〜四方台〜貫山〜四方台〜散策路〜茶ケ床園地
 
▲ヤマジノホトトギス
2012年7月15日(日) 天気 曇り
 ■出発時間:午前11時00分(自宅)   
  ■メンバー:家内と私
 先週から停滞した梅雨前線で天気は大荒れ。九州北部は被害が広がった。三連休と言うことで行楽地は、稼ぎ時ときっと期待していただろう。私たちも本当は雲仙に一泊で出かける予定であったが、急遽取りやめた。しかし今日は朝から晴れ間が出るほど夏らしい空だ。結局、三日間も家に閉じ込められるのがいやで昼前から妻と二人で近くの貫山へと出かけることにした。今回は茶ケ床園地に車を停めて砂利道を西へと歩く(目白洞と反対)いつものコースだ。12時05分、空を見るとずいぶんと雲行きが怪しい。雷が鳴り出したらすぐに撤退だ。と言いながら下界のあの暑さもどこへやらと軽快に歩く。砂利道から道標どおり「貫山中峠」方面へと登山道へ進む。鉄パイプが道に沿ってあるが、昔ここは牧場だったのでその時に使用していたのだろう。両手に道標がある場所に出ると左に進む。草原の中の道は広くて歩きやすい。徐々に勾配がきつくなりベンチで水分補給である。既に12時30分でランチタイムは過ぎている。家内に『腹減ったか?』と聞くとめずらしく『減らない』と答えたのでいつもの場所まで我慢してもらうことにした。道は再び狭くなり登山道らしくなる。石の羊の群れの中を歩き平坦になると大平山(おおへらやま)からの縦走路にぶつかる。(12時40分)道標は「四方台を経て貫山へ」と丁寧に書かれている。左に進む。腰のあたりまで延びた草がうっとおしいが、オカトラノオがたくさん咲いていて和ましてくれる。石の羊だらけの道は、急斜面の降り道となり、降りきると再びなだらかな上りとなる。しばらくウツボグサの花に囲まれ、羊たちと戯れながら歩く。13時02分、鞍部に出ると十字路で左は「井出浦大穴」、右は「中峠」方面だ。ここは正面の急斜面を直登する。とにかくきつい斜面だ。振り返ると大平山塔ケ峰が見える。空が曇っていることもあってそれに風もあるのでへたばらずに登りきった。平らになるとここはいつもランチにする場所でちょうど四方台の肩になる。ランチをとっているといつのまにか雲もずいぶんと散ってしまったのか陽射しが強くなった。それでもここは風の通り道でもあるので日蔭はないが涼しい。昼食を食べたら出発だ。四方台から北へ貫山を目指す。目の前に山ガールさんが歩いて来た。女の子ばかりの4人組だ。仲間に入りたい気分だが、きっと入れてくれないだろう。そのあと、今度は傘をさした男女のペアが歩いてくる。どうも見覚えのあるお二人だと、両眼合わせて視力1.0の私は、目を凝らしながら近づく。気付いたのは私の方でやっぱり豊津の信ちゃんご夫妻であった。久しぶりなので少し立ち話をする。元気そうで何よりである。陽射しは、かなり厳しくなったので家内も日傘をとり出した。貫山までの上りも結構きつい。14時8分、ようやくの思いで登りつめた。誰もいない山頂は貸し切りである。我家を見つけたりして展望を楽しみ山頂を後にする。降る途中で男女1組にすれ違う。どこかでお会いしたような人だ。林道手前で真っ黒い蛇が横たわっていた。蛇も暑かろうに。四方台を過ぎたらすぐに右の尾根(石の積まれたケルンが目印)をドリーネに向かって西に降る。道は左にカーブしてドリーネを右に見て真っすぐ南に降って行く。中峠への分岐標識にぶつかると右に進みキス岩の標識を見る。ここからキス岩に立ち寄ることに。何度見ても面白い。道標まで戻ったら先に進む。すぐにまた茶ケ床園地迂回路の道標がある。往路の時に見た道標である。ここからは往路を戻る。15時14分、無事茶ケ床園地に着く。雨にも雷にも遭わず。今日も自然に感謝である。
<コースタイム>
茶ケ床園地P-(40分)-縦走路出合い-(35分)-四方台肩-(30分)-貫山頂上-(60分)-キス岩-(20分)-茶ケ床園地P
※休憩時間含まず。全行程で約3時間15分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
茶ケ床園地P
あやしい雲が・・・・ ここから右に入る おいしそうなイチゴ
ここに出ると左に進む 大平山の頂上が見える ウツボグサの花ももう終わり
休憩所(見晴らしが良い) ずいぶんと登った 大平山からの縦走路に出る(ここは右)
白花のウツボグサ オカトラノオがたくさん咲いている ナルコユリの実
井出浦との分岐(ここは真っすぐ) キキョウが早くも咲いている
きつい急斜面をゆっくりと 大平山とドリーネ 貫山が見えてきた
いつもの場所で遅い昼食とした(風が通る) 四方台 お久しぶりです!
山頂への入り口 なだらかに見えるが結構きつい 頂上だ!!
仲良く? 空港が見える、我家も見える? 四方台を後に
周防台が見える ここから左に降る 昼食をとった場所は四方台の肩の部分
平尾台自然の郷方面 カキラン
ドリーネ 中峠との分岐(ここは左に) この辺りにもキキョウが
  キス岩へ立ち寄る  キス岩 
 茶ケ床園地迂回路へ(左へ) 陽射しがかなり強い 往路もここから入った 
 おわり
 砂利道をしばらく歩き 茶ケ床園地に無事到着   
   
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