長崎の山巡り
烏帽子岳(568m) ・ 金比羅山(366.3m)
2015年2月15日 天気 曇り
 ■出発時間:午前8時00分(平戸千里ケ浜)   
  ■メンバー:家内と2人
 昨日は、平戸の山を歩いて少し贅沢な夜を過ごした。(前日へ)
 天気予報の通り、今朝は雲が多い。一昨日、天気予報を見て急遽予定を変更したので今日は街中の山で歩行距離も短い。まずは、佐世保市烏帽子岳、そして長崎市内の金比羅山、どちらも山と渓谷社編の旧版の「九州百名山」である。
 佐世保市にある烏帽子岳は九合目の「風と星の広場」まで車で行ける。それでは面白みに欠けると思いガイドブックを見るが麓からの道は、ほぼ車道歩きとなるようなのでやはり九合目スタートとした。
 金比羅山長崎市内なので民家の中を抜けて行く。登山口は地図をみないとはっときりとした道標がない。私有地を通って行くので仕方あるまい。
 平戸から佐世保市内に入り、烏帽子岳九合目広場に着く。何とも広い公園である。駐車場に車を停めてのんびりとスタートする。登山というより散歩である
 ここはバスの終点のようでしばらくバスが停車していた。階段状の道を登りきると山頂である。
 佐世保市内が眼下に広がり展望は抜群だが、残念ながら今日は霞んでいて遠望はよくない。
 山頂でしばらく写真を撮って遊び駐車場に戻る。公園内に私たち以外に1台の車と一人の中年男性のみでせっかくの広い公園なのになぜかもったいない気がする。
 さて ここから長崎市内は結構距離がある。本来ならば隣接する山を楽しむべきであろうが、旧版九州百名山金比羅山をどうしても行っておきたい。
 長崎市内に入ると仕事や観光で何度も訪れた記憶が蘇る。電車通りから海と反対側に曲がるとすぐに坂道となりその坂道は複雑に枝分かれしてゆく。ここではバイクや軽自動車が活躍する。
 金比羅山も当然住宅街の中の坂道をくねくねと行き、何とかスタート地点の立山公園に到着する。公園からは地図と睨めっこで道標無き民家の間の私道を抜けてゆく。振り返ると長崎の市街が見渡せる。鳥居があるとようやくルートが明確になる。金比羅神社は由緒ある神社と聞いていたが狛犬を見てもなんとなくそれを感じる。
 神社の中を通り樹林を抜ける広場に出る。ここがハタ揚げ広場とのこと。そして草原の坂に大きな岩がポッツとあるが、これを地元の人はドンク岩と言いカエルのことらしい。私が見る限りカエルには見えなかったが・・・・。
 ここからは隣接する山で烽火山(ほうかざん)が見える。ここから山頂までは石段が続く。途中祠もあるので間違いなく上宮があるのだとわかる。
 石段を息を切らせながら上って行くと再び鳥居がある。山頂である。西側と東側の展望が霞んではいるが素晴らしい。奥に上宮があってその手前に三角点がある。
 二組の先客があって後から男性3人のグループが別のルート(おそらく宝生寺側)から登ってきた。やはり人気はあるようである。
 下山は神社まで戻り、そこから多目的広場へと進む。階段は木のチップが敷き詰められていて何とも足に心地よい。そう言えば福岡の若杉山でも同じように登山道に木のチップが敷き詰められていた。 多目的広場でも展望を楽しみ立山方面へと降ると住宅街に出た。道標はないので地図を見ながら歩く。そして雨にも遭わず無事立山公園に到着した。
 この二日間、天候にも恵まれ、多少観光気分であったが楽しい山行であった。今回も山に自然に地元の人に感謝である。
■コースタイム
 烏帽子岳:P-(15分)-山頂-(10分-P
 金比羅山:立山公園-(20分)-金比羅神社-(25分)-山頂-(30分)-多目的広場-(20分)-立山公園※休憩時間は含めず。
今回のコース(クリックで拡大)
ホテルから日の出を見る
烏帽子岳9合目の駐車場(9:10)
9合目広場
バスの終点のようだ 山頂へ 階段を上がる
石段を上がる 少し登山道らしくなるが 石畳の道になる
山頂到着(9:30) 三角点 山頂からは眺めが良い
 
南西の展望
しばらく景色を楽しむ 霞んでなかったらもっときれいだろう
変な二人 真面目に ???
山頂には祠がある 突き出た大きな岩もある 別ルートもある
西海国立公園なんだ 誰もいない(10:12) と思ったら猫がいた

金比羅山へ
今回のコース(クリックで拡大) 立山公園に車を停めさせてもらった(12:06)
車道を歩いて 大きな鳥居の近くから入り込む 観測台の方へ進む
民家の中の細い坂道を歩く 梅の花が咲いていた 山がV字になっているところまで進む
振り返る まっすぐ進む 鳥居がある(12:20)
神社に入る 土を切り開いて作ったようだ 境内(12:26)
狛犬と 奥にもある ハタ揚げ広場(12:30)
ドング岩を手にするカラス 烽火山(ほうかざん) ドング岩
振り返る 山頂 石段が続く
 緩やかな上り 一息つく  山頂の鳥居(12:54) 
金比羅神社上宮  記念に 大切にしましょう三角点 
 普賢岳かな  下山中 鳥居の前に大きな木 
尾がピンと立っている   鳥居をくぐってすぐに(13:25)  多目的広場方面へ
 何と木のチップが敷き詰められていた 多目的広場(13:34)  原爆犠牲者慰霊碑 
 ここからも眺めが良い  立山方面へと降る  整備されている
分岐点は左に(13:43)  民家のある通りに出る   バリケードがある(13:46)
 私道を歩く 標識はほとんどない   公園前に無事出る(13:53)
   
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