2013/6/1 桟敷ケ岳(895.8m) 京都北山 | ||
岩屋橋〜薬師峠〜岩茸山〜桟敷ケ岳頂上〜祖父谷林道〜岩屋橋 | ||
鴨川源流の山 | ||
▲クリンソウ | ||
2013年6月1日(土) 天気 曇り時々晴れ 1年ぶりの京都は、露入りしたばかりであった。天気予報に諦めかけていた山行は、結果的には無事計画通りに終わることになった。これも日頃の行いのせいかと思いながらもやはり感謝の気持ちを忘れないことだとつくづく思うのである。 さて京都と言えば、北山。今回は、その二座を巡る旅である。 ■出発時間:午前7時10分(京都タワーホテル発) ■メンバー:単独 昨日京都入りした私は、会議、懇親会を終え、ホテルにチェクインして早々と床に着く。 翌早朝、女性の喘ぎ声で目が覚める。時計を見ると午前4時半、聞きたくない気持ちと聞きたい気持ちで布団にもぐるが眠れない。もちろんドアを叩いて「静かに!」と邪魔するのも申し訳ないし・・。結局早起きしてホテルから出かける。地下鉄は北大路駅に着くとちょうどマックがあったので朝食をとる。発車まで30分もあるのでバス停には一番乗りと思いっていたら既に4人の乗車待ち。バスは9人乗りのワゴン車で「もくもく号」と名付けられていた。満員御礼で出発したもくもく号は、途中の停留所で乗車できない人もいて臨時便を増発させたようである。 終点の岩屋橋で降りてヒル対策をして出発する。それにしても昨日はあんなに暑かったのに今日はとても涼しい。車道を歩いていると先に歩いていた方が花を写しているので声をかける。会話が切れずにそのまま山頂まで旅は道づれとなった。 山頂までの行程では、心配していたヤマヒルとの遭遇もなく、途中、反射板や鉄塔があるものの時折、吹くそよ風の尾根道は巨木も多く、展望を望める場所もあってなかなか良いコースである。 山頂は、広いが樹木に囲われて展望はない。そこに同じバスに乗車した登山者達が昼食でもしているはずであるが、私たちだけである。どこに行ったんだろうと首をかしげる。後から大先輩の方が遅れてきたが、話をすると日本百名山もずいぶん前に完登されたとのことである。 三人の登山者はここでランチタイムをしてしばらく話に弾む。 ここまで一緒に歩いて来た方Iさんは、ここからナベクロ峠を経て湯落谷から岩屋橋に戻ると言うが、時間的にギリギリと予想できるため私と大先輩は予定通り祖父谷林道に降ることにしてここで分かれる。下山は大先輩と当然ながらご一緒になる。こちらは逆に時間に余裕があるのでのんびりと歩いた。 岩屋橋で最終バスを待つ。と言っても1日2往復なので朝来た人はこの便に乗るしかない。朝、同乗したご夫婦(だと思う)がバス亭にこられたが他の人たちはいったいどこへ? 1時間以上待つことになって電波もつながらないので電話もできない。退屈であるがその間、山行記録をメモ帳に書く。さて違うルートで下山をしているはずのIさんは、やっぱりぎりぎりで到着。間に合ってよかった。 北大路駅で大先輩の方とはお別れして京都駅ではIさんと「また会おうね」と別れた。 その後、ホテルに戻り、仕事で持ってきた荷物をまとめて宅急便で送り、京都タワー地下大浴場で温泉気分を味わい、京都駅で豪華な夕食をとった。後は寝るだけである。今夜は眠れそうだ。 今日も自然に山にそして出会った人に感謝の1日でした。ありがとう ■コースタイム 岩屋橋-(25分)-志明院入口-(25分)-薬師峠-(40分)-岩茸山-(30分)-山頂-(30分)-祖父谷林道-(80分)-岩屋橋 ※休憩時間含まず。全行程で約5時間でした。 翌日は峰床山 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
ホテル出発(7:10) | ||
時間があるので北大路駅のマックで朝食 | ||
北大路駅のバス亭で待つ(8:40発) | 岩屋橋に着く(9:14) 写真がもくもく号 | 志明院を目指し車道を進む |
惟喬神社(これたか) | しばらく舗装道を歩く | ここを右にも行けるようだが通り過ぎる(西谷経由) |
志明院(9:40) | 右脇に登山道の標識 | 本日仲良くさせていただいたお二人 |
志明院の横上を歩く | 植樹されている場所には鹿ネット | ヒルがいそうな場所を無事通過 |
分岐は巨石を右に(9:52) | 気持ちの良い自然林になる | 六体地蔵(10:06) |
薬師峠(10:06) | お墓? | 自然林のきれいな登山道 |
西谷からの合流地点 | すげぇ! | |
松の木が多い | ギンリョウソウ | 岩茸山頂上にて(10:45 Iさんに撮ってもらう) |
広い道になる | 電波反射板 | ヤマボウシ |
サワフタギ | ||
▲この辺りが一番眺めが良かった(東面) | ||
白い花の木が多い | 鉄塔 | 高圧線が続く |
桟敷ケ岳頂上にて(11:14) | 後から某山の会の会長も追いついて山談義 | 下山は正面の斜面を降る |
この溝が登山道(下山開始12:10) | タニギキョウ | 植林帯を急降下 |
伐採された谷間を降る | ヤマゴボウ | 有毒だそうだ |
実をつけたヤマシャクヤク | フタリシズカ | オトギリソウの仲間のようだ |
幼齢木ネットで保護されている | 林道が見える | 祖父谷林道に出る(12:40) |
トキワハゼ | タニウツギ | 満開だ |
ジャケツイバラ | 大先輩と話しながらのんびりと歩く | |
岩屋橋(バス)→北大路駅(地下鉄)→京都駅 | ||
紅葉しているのか | 岩屋橋(13:55) | |
明日は峰床山 | ||
京都駅で夕食(海鮮丼にビール) | 京都タワー | |
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