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令和2年12月13日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時00分頃(自宅)
■メンバー:2名(家内と)
先週に引き続き国東山巡りを今日は家内と歩く。家内が、私の単独山行に不安を抱くので同行することになった。不安と言うのも今年の9月に山の雑誌の編集長が井原山で事故で亡くり、同行者がいれば助かった可能性が高いとのこと。そのこともあってのことだ。国東山巡りでは、ほとんど登山者と出合うことがない山を巡るので何かあると他の登山者からも見つけられない。ちゃんとした登山道ではなく赤テープと地図が頼りとなることも多く決して高い山はないが道迷いの可能性も高い。しかも岩の峰が多いので危険な場所も多い。そりゃ心配するだろう。
そんなわけで今日は写真のモデルにもなってもらえるし、話し相手にももちろんなってくれる。少々歩くのが遅いのが欠点だが有り難く同行してもらうことにした。
さていつものようにまほろば菟狭館で弁当を仕入れる。当然のようにうちの奥さんは野菜や今夜のおかずに唐揚げ、遠慮がちに小さめの弁当を仕入れる。そして国東へのもう慣れた道を登山口である寺へと車を走らせる。
バス停のある成仏寺の前の駐車場には部活と思われる数人の学生がたむろしていた。ここにはトイレもあるので便利だ。登山口は道路を挟んで反対の少し東に歩いたところに小門牟礼城跡の標識が奥に見える。ここで「おどむれ」と言う名が出てくるが小門山を「おどむれ」とも読むようだ。どうして「牟礼」を使わなかったのか気になるが、先に進もう。山頂までは城跡の標識があるので迷うことはないだろう。林道らしきところから鞍部に出るとそこから「14まがり」と名が付いたジグザクの急登が始まる。所々、倒木や崩落で難所があるので慎重に進む。あと1まがりまで来るとホッとする。目の前に構造物が現れ視界が開ける。フェンスを右に行くが倒木で道が塞がれている。左に回り込み歩きやすいところ見つけて山頂に。山頂には城の説明板がある。読むと「小門山」は「しょうもんざん」とふりがながある。おそらく城の名が知れ渡ったため「おどむれ」と呼んだのではないだろうか?ま、どうでも良いか・・。さて展望は抜群で姫島も近く見えた。(写真は霞んで写らなかった)ランチを楽しんでいると子ども連れの家族が登ってきた。この山に登るとは・・・・。ランチと展望を楽しんで鞍部まで滑落しないように慎重に下山する。鞍部から今度は御所の陣跡へと北へ進路をとる。ここからは赤テープが頼りだ。わかにくい箇所が何度かある。地図と睨めっこしながらきれいな尾根道を楽しみながら進む。桜の木が点在している広い場所に出るとそこが御所の陣とわかる。テレビや映画で見た戦国時代を思い浮かべる。ここからずいぶんと昔からあったであろう道が続く。そして巨石の横を過ぎると林道に出る。林道歩きは長いが連れがいるとそれも飽きない。T字路にぶつかると広大なキュウイ畑がある。もう実がないので収穫を終えたようだ。車道に出て出発点までもうひとふんばりだ。今日も山に自然に家内に感謝!!
■コースタイム
成仏寺P-(30分)-林道-(20分)-鞍部-(35分)-山頂-(25分)-鞍部-(50分)-御所の陣跡-(20分)-林道-(30分)-車道-(5分)-成仏寺P※休憩時間含まず。全行程で5約時間。距離8.1km 標高差410m |
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