2009/4/19 九重 黒岳(高塚山1587m・前岳1334.0m)
男池~風穴~高塚山~前岳~白水鉱泉
No1
▲サバノオ(鯖の尾)・・・・・・種子が鯖の尾に似ているからその名が付いたと言われています
2009年4月19日(日)晴れ
「自然観察とボランティアの山の会」の5月例会登山はシャクナゲの鑑賞登山という事で九重は黒岳の計画だ。今日はその下見ということで代表のYさん、CLのTさん他4名の6名で出かけることになった。例会登山はバスの乗り入れが一番重要だ。色々悩んだが、下見では、男池から高塚山を目指し、前岳へと縦走し、白水鉱泉へと下山するルートを行くことにした。午前9時30分、男池駐車場に着いた私たちは2手に分かれることになり、私とTさん、Kさんの3人が縦走をすることになった。
<コース詳細>
男池登山口で清掃協力金を支払って、澄んだ水の川を渡り、登山道を歩きます。なだらかな自然林の道です。石が多くなり柵を抜けると「かくし水」です。とてもおいしい水です。しばらく緩やかな勾配で谷間を行きますが、やがて勾配もきつくなり谷間からはずれていきます。少し下り、上り返すと再び下り始め、大きな湿原のような場所が見えますが、そこがソババッケです。西を見ると大戸越を境に右手に平治岳が見えます。一息ついたら平坦な道をしばらく歩きます。やがて巨岩が多くなり石の露出した道となります。この辺りからツクシシャクナゲの群生地ですが、今年は花芽がほとんどないようです。やがて夏でも氷があるという風穴に着きます。まっすぐ南に行くと岳麓寺方面、西側は大船山への急登、東に急登すると黒岳高塚山へと進めます。この小石の滑りやすい急斜面をすばらく喘ぐと平坦な道となり、天狗岩高塚山の分岐天狗分かれに突きあたります。今回は長丁場なので天狗岩は行きませんでしたが、往復30分ほどです。分岐から左手(北側)進み急斜面を一気に登るり振り返ると天狗岩が見えます。灌木をくぐりぬけると山頂です。山頂では三俣山大船山の西側が望めます。高塚山から今度は前岳を目指します。北側に縦走路の登山道があります。シャクナゲの中を下り、灌木の中を右に巻くように歩き、岩の上を登りながら歩きアップダウンしながら急斜面を降ると標識があります。「上台うつし」とあります。巨岩に挟まれた間を抜けると目の前に岳が現れます。(次ページへ)
キスミレ(黄菫)
男池登山口(清掃協力金を支払う)
何と言うキノコだろう 観光客がもう来ている ワチガイソウ(輪違草)
ユリワサビ(百合山葵) 大きな山桜 ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
ハルトラノオ(春虎の尾  ヤマルリソウ(山瑠璃草) ヒトリシズカ(一人静)
スミレ(菫) ソババッケ手前 コブシかな?
ソババッケより大戸越を見る ヤブレガサの群落 巨岩が多くなる
バイケソウの群落 風穴にある分岐標識 ガレ場の急登を喘ぐ
ツクシシャクナゲの花芽 天狗との分かれ バイケソウが目立つ
スミレ(菫) 天狗岩 大船山
遠くに三俣山 高塚山山頂にて 山頂の北側に縦走路がある
振り返ると高塚山が 木の葉があると迷うかも 「上台うつし」にある標識
巨岩の間を歩く 前岳か? オオカメノキ
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