2007/7/8 白口岳(1720m)〜稲星山(1774m)
2007年7月8日 天気曇りのち雨
8月の自然観察とボランティアの山の会例会登山は九重の稲星山である。今回はその下見である。コースは、沢水(そうみ)から鉾立峠を経て白口岳へ立ち寄る。天気もまずまずと思ったが・・・・・
<コース詳細>
沢水キャンプ場から展望台まで車で入り、登山届けを記入して東へ進路をとります。平坦な道を約30分歩くとくたみ分かれです。勾配が増し、鍋割坂と書かれた標識を過ぎ、巨岩を見ると鍋割峠です。しばらく下ると池が見えてきます。ここが佐渡窪です。雨量が少ないとそのまま池の縁を歩けるのでしょうが、今日は「雨天使用路」と標識に書かれた道を進みます。しばらく行くと道は右方向へ急に開け、湿地帯へと導かれます。後方には池が見え、前方には、白口岳立中山が見えてきます。湿原を歩き、再び林の中を高度を上げながら行きます。くたみ分かれから約1時間40分で鉾立峠です。ここから西側にそびえる白口岳を目指します。見る限り、かなり急峻です。鉾立峠から急登し、約45分で白口岳山頂です。
今回は雨とガスのため視界が利かず、景観を楽しむことはできませんでした。また、雨が激しくなってきたため写真の撮影も断念しました。山頂の標識近く南西側の登山道(標識なし、踏み後のみ)を下り
稲星山を目指します。しばらく行くと稲星越に着きます。南に下ると出発地点である沢見に出ます。これより北に再び上りとなり、しばらく喘ぐと稲星山山頂です。今回は風雨のためすぐにそのまま下山することにしました。山頂から北西に下り、久住山との分岐に出ます。ここからは昨年歩いたコースと同じですが、南登山口方面(南側)へと下ります。雨天のため、泥で滑りやすいので注意です。七曲を経て猪鹿狼寺本道跡を見て南登山口赤川の分岐に出ます。ここから赤川方面へ西に進路をとります。竹林がしばらく続き約30分で赤川温泉下の駐車場に着きます。
<アクセス>
瀬の本の交差点を竹田方面へ(国道442号線)九住高原荘を過ぎ、沢水キャンプ場方面へ左折、しばらく行くとY字路があり、右手に行くと展望台へ
<コースタイム>
沢水展望台−(30分)−朽網分かれ−(100分)−鉾立峠−(45分)−白口岳−(30分)−稲星山−(90分)−南登山口分岐−(30分)−赤川P
※あくまでも参考タイムです。昼食時間等は含まれていません。
沢水展望台
登山届けを
「21世紀久住の森」と書かれた石碑 水の中を歩く 朽網分かれ(くたみわかれ)
鉾立峠と納池公園とある ガクアジサイ(額紫陽花) 上り道となる
鍋割坂とある 巨岩を横切る 鍋割峠とある
ヤマブキショウマ(山吹升麻) 佐渡窪 雨天使用路
湿原を歩く 標識が埋まっている 湿原を歩く
 法華院とある 鉾立峠へ 佐渡窪
鉾立峠 コケモモ(苔桃) シモツケソウ(下野草)
白口岳急斜面 山頂までもうひとがんばり 白口岳山頂
☆☆☆この後、雨が激しくなり、写真撮影はしていません。白口山頂より稲星山へ行き、七曲経由で赤川温泉へ出ました。
    雨天の場合、佐渡窪周辺は歩行困難になる可能性があります。また、白口岳の急斜面も滑りやすく危険です。
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