古処山(859.5m)
 2024/9/8
登山者用P〜水舟〜古処山〜分岐〜水舟〜登山者用P
 令和6年9月8日(日) 天気曇り
 ■出発時間:午前6時頃(自宅)
 ■メンバー:単独

 今月のアタック山の会の例会山行は
古処山だ。前回私が訪れたのは6年前(2018年8月)で嘉麻市遊人の杜キャンプ場から周回ルートを巡っている。今回は筑前の小京都と言われている秋月朝倉市)から九州自然歩道を歩くルートをと考えた。私がこのルートを過去歩いたのは2011年なのでもう13年も前だ。当然、下見が必要となる。今月のことなので誰も誘えず、一人で歩くことにした。登山口は「だんご庵」近くなのでナビの目標としてセットした。ところが、以前の道と違って八丁トンネルという新しい長いトンネルができていた。トンネルを抜けると雪国ではないが、すぐに脇道に入り「だんご庵」に着く。以前利用した古処林道は災害のため通行止めとなっていた。と言うことは五合目駐車場まで車で行けなくなったことにもなる。五合目からだと時間的に古処山の先の屏山まで縦走できるのだが、1合目からだと無理だろう。今回は、古処山頂上から奥ノ院へまで進み、分岐からツゲの原生林が茂る山腹を往路との合流点である船水まで歩くことにした。
 
本覚寺の案内板から狭い道に入ると古処山登山者用駐車場がある。ここからスタートだ。しばらく舗装道を行くと鳥居があって案内板もある。しばらく林道らしき道で大きなケルンがあると登山道らしくなる。石仏や石像を見て橋を渡り、3合目を過ぎ、滑りやすそうな石畳を進む。沢とずいぶん高さ的に離れて行き林道の終点でもある5合目に着く。ここは広い駐車スペースになっている。勾配は徐々にきつくなり沢沿いをひたすら進む。石畳があるが濡れているととても滑りやすい。沢が終わり谷を詰めて水舟という水場に着く。水量はとても少ない。植林帯を抜けると景観は一変する。頂上近くなるとツゲ林の中の露頭した石灰岩を避けながら進むことになる。頂上に出ると既に何組かの登山者がくつろいでいた。展望台とも言える巨石の上に立つが残念ながら遠望は霞んでいて磨りガラス越しに眺めているようだ。頂上からさらに東へと縦走路を進む。縦走路と言っても相変わらずツゲ林の中の露頭した石灰岩をくにゃくにゃと避けながら進む。降ってゆくと奧ノ院への分岐点に着く。広い場所に出るとようやく縦走路と言える道になる。今日は奧ノ院へは立ち寄らないが古処山の見所は本番では外せない。縦走路を少し進むと風の通る平坦で広い場所がある。北側が少し開けて展望も良い。ランチするにはとても快適な場所だ。さらに少し行くと分岐点だ。立派な道標ができている。ここからUターンして山腹を歩く。周りはツゲの原生林で樹齢千年を超えるものもあると言われる。平坦な道が終わると少し寄り道をして水舟へと降り、往路を戻る。暑さのせいか、結構疲れたがこれで本番の計画が立てれると思うと気が楽になった。今日も自然に山に感謝!!
 ■コースタイム
  P-(50分)-五合目-(35分)-水舟-(17分)-古処山頂上-(10分)-奧ノ院分岐-(7分)-Uターンする分岐-(26分)-水舟-(27分)-五合目-(40分)-P  ※休憩含まず。全行程で約4時間でした。
今日のコース
本覚寺へ(通り過ぎて振り返ったところ) 
登山者用駐車場を出発(8:00)
登山口(8:06) 鳥居がある 通行止めの橋が2ヶ所合った
石像がある 大きなケルン ここにも
林道のような道 渡渉する 橋を渡る
三合目とある(8:28) 高度を上げる 渡渉は何度かある
石積みが見える 石畳 九州自然歩道の道標
結構沢から離れたが 石垣が見えてきた 林道終点が五合目(8:54)
木道から石畳へ 巨石 六合目
七合目(9:17) 嶮しくなってきた 石段・・・きつそう
水舟(9:30) 景観が全く変わる 分岐点(9:34)
石像 ツゲの樹がたくさんある 石だらけ
広場のような場所 頂上(9:49) 頂上には白山神社の祠がある
巨石に登って展望を ツゲ林の中を東へ   露岩には苔が
 奧の院との分岐点(10:06)  少し降る 巨石群 
 ここでUターンして山腹を行く しばらく植林帯  ツゲ林
 山腹の道はここまで(10:33) 少し尾根道を行く   水舟に合流(10:47)
 往路を戻る 再会の木・・だって(11:01)   六合目(11:09)
 五合目林道終点は広い(11:16)  割と新しい道標  立派な橋だ
 ここは休憩ポイント ケルンが見えた(11:47)   無事下山(11:54)
   
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