2013/09/29 筑波山(877m) | ||
北関東 | ||
筑波神社入口-中ノ茶屋跡-御幸ケ原-男体山-御幸ケ原-女体山-弁慶茶屋跡-つつじケ丘 | ||
2013年9月29日(日) 天気 曇り時々晴れ ■出発時間:6時00分(秋葉原のホテル) ■メンバー:単独 1000mに満たない筑波山であるが、昨日の新幹線にしろ今日の電車にしろ窓から見える景色で一番に目立つ山が筑波山である。山容は富士山のようでもあり、標高は比べ物にならないのだが「富士は仰ぎ見る山、筑波は登る山」と言い伝えられているようだ。確かに私は富士山に登ったことがない。諸先輩方からも「富士山は登る山でない」と聞かされて来た。その理由は、色々とあるだろうが・・・・・。 筑波と言えば私が東京に就職していた時に学園都市が建設中であった。何にもなかったと言っていいくらい何もなかった町なのに今はりっぱな「街」になっていた。34年たてば変わるのは当たり前であるがこれだけ変わろうとは想像できなかった。 秋葉原からつくばエクスプレスと言う電車で終点まで行くき、そこからバスで筑波神社まで行く。つくば駅で電車を降りてバス亭に行くと既に多くの人が並んでいた。幸い座れたが満員である。筑波神社で私も含めほとんどの人が降りてここから参拝する人や登山をする人が歩き始める。 神社で安全祈願をして出発。ケーブルカーとの分岐を見て本格的な登山道となる。それにしても小さな子どもを連れの家族が多い。将来はこの家族もおそらくちゃんとした登山を始めるだろうと勝手な想像をしながら歩を進める。一旦山腹を降ると男女川(みなの)という場所に着く。休憩ポイントだが私は先を急ぐ。巨木を見ながら永遠と続きそうな階段を急登し、ケーブルカーの駅でもある御幸ケ原(みゆきがはら)に着く。観光客でごった返していて気持ちは白けるところだが、もう何だかそれも慣れてしまった。展望の良いベンチで座ろうとしたら若い女性の登山者が一人でつつまじく何か食していた。昼食には早いが私も朝食にと思って買ったパンをひとつ食べた。少し休憩をして男体山(なんたいさん)に登る。空は雲が多く、パッとしない天気だが、山頂ではそれなりに展望を愉しんだ。頂上には本殿があるのでお参りする人も多い。ちょうど家族で記念写真を撮っていた人がいたので『撮ってあげましょうか?』と私は声をかける。もちろん、下心あっての親切である。撮り終わると「撮りましょうか?」と期待していた言葉が返ってきたので『悪いですね、お願いします』と言うことで今日の旅で唯一自分が登場するひとこまとなった。 再び御幸ケ原に戻るとがまの油売り口上をやっていたのでしばらく眺める。これも初めての体験である。女体山(にょたいさん)までは平坦な道で途中に茶屋がって観光客もずいぶんと多い。本殿を見て岩の上部に出ようとすると岩場が人で埋め尽くされている。身動きできない状態で写真どころではない。何とか自分の居場所を見つけ、しばらく展望を味わったが、やはり落ち着かない。早々に下山開始。ところが渋滞。上りと下りの離合が順番待ちでしかも団体さんのすぐ後ろであるからもう待つしかない。大仏岩近くでようやく渋滞から開放され、マイペースで歩けるようになった。まだ、多くの人達が登って来られるが、ここから先は北斗岩、陰陽石、弁慶七戻り(べんけいななもどり)と巨岩奇岩が続き飽きる事がない。弁慶茶屋跡で筑波山神社への分岐を見てスとつつじヶ丘コースへと降る。道はハイキングコースとなり、ベンチなどが見えてくる広い駐車場や建物が見えてくる。ちょうど昼なので草むらで昼食をとり、ガマ大明神を見て笑い、京成ホテルで汗を流し、レストハウスでバスを待つ間ビールで乾杯。今日も自然に山に感謝!そして電車と新幹線を乗り継いで無事帰宅する。二日間、良い旅をさせていただきました。留守番していた家内にも感謝! <コースタイム> 筑波神社入口-(45分)-中ノ茶屋跡-(40分)-御幸ケ原-(15分)-男体山-(25分)-女体山-(40分)-弁慶茶屋-(20分)-つつじケ丘※休憩時間含まず。全行程で約3.5時間でした。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
ホテルを出る | ||
つくばエクスプレスに乗る(7:00) | ||
電車の窓から筑波山が見える | バス亭は多くの人が並んでいた(7:50) | 筑波神社入口(8:45) |
神社まで車道を歩く | 筑波神社 | 安全祈願をする |
神社左手に登山口(8:58) | ケーブルカーとの分岐(9:00) | キバナアキギリ |
本格的な登山道が始まる | 男体山頂まで2100mとある(9:06) | 階段状の登山 |
神が宿りそうな樹 | 桜塚と言うらしい | 子ども連れが多い |
男体山頂1.4kmになった(9:27) | ケーブルカーが見える中ノ茶屋跡(9:30) | 急登する |
巨木 | 一旦降る | 二股の巨木 |
アキチョウジのようだがちょっと違う | 男女川(源流付近) | ここで休憩中の人が多い(9:44) |
イナカギクであろう | 小さな社がある | これもでかい |
どこまでも続きそうな階段 | 階段が終わった | ケーブルカー山頂駅(10:08) |
御幸ケ原 | 見晴らしが良い | 男体山頂上を望む |
男体山へ | 石段を上がる | 女体山が見える |
男体山頂上にて(10:26) | 南西の展望が開ける | 男体山本殿 |
再び御幸ケ原(10:40) | がまの油売り口上 | 男体山を見る |
女体山へ | カタクリの花があるらしい | 茶屋 |
セキレイ石 | ガマ石 | ロープウェイ乗り場への道 |
女体山本殿 | 山頂は大変な混雑(10:56) | 方位盤 |
女体山を望む | 景色は最高 | 岩の上に立つ |
長居できない | 下山は渋滞 | これって?・・・ |
団体さんを追い越す | 大仏岩(11:17) | 北斗岩 |
波神社とある | 裏面大黒 | 出船入船 (11:28) |
国割り岩 | 陰陽石 | 母の胎内くぐり |
稲村神社 | 弁慶七戻り(11:42) | 弁慶茶屋跡 |
つつじケ丘へ下山 | トリカブト | 割と歩きやすい |
この辺りからは遊歩道になる | つつじケ丘が見えてきた | ベンチの周辺で昼食(12:00) |
広い駐車場が見えてきた | ガマ大明神(12:16) | 立ち寄り湯は京成ホテル(12:23) |
露天風呂もある | ホテルを後に | ここで乾杯! |
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