2025/4/6 犬ヶ岳(1130.8m)
アタック山の会 下見山行
登山口駐車場〜うぐいす谷ルート〜笈吊峠〜頂上(三の岳)〜大竿峠〜恐渕〜登山口駐車場
  令和7年4月6日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前6時30分頃(小倉南区津田付近)
■メンバー:2名
 山の会の今月の例会山行は
犬ケ岳のシャクナゲ鑑賞の予定である。過去の日記を確認すると4年前の9月にやはり山の会で歩いている。今回CLを担当してくれるMさんからの声かけで下見をすることになったが寂しいことに参加者は私だけとなった。ルートは、うぐいす谷から恐渕への周回が最もスタンダードだろう。北九州近郊の山としては結構ハードな方で岩場も多く危険な場所も多い。特に雨などで増水すると沢の渡渉が困難になる場所もある。高齢者が多い我がメンバーはヘルメットは必須で念のためセルフビレイ可能な装備を準備することにした。駐車場に着くとミツマタの花が迎えてくれた。見ごろは過ぎているようだが、賑やかな花にホッコリする。登山道を進むが何度も歩いた道なので記憶がしっかりとある。急登して林道に出て再び登山道への標識が見えるのだが、様子がまるで違う。大雨で土石流が発生したのか、石がたくさん流れ込んでいた。谷間を詰めて行くが、倒木が豪雨で押し流されて道が寸断されているところもある。笈吊峠に着くと岩は登らず迂回路を進むが、迂回路からは笈吊岩へは立入禁止の表示があって注意が促されていた。腕力のみで登れる自信が無い限り、とても難しい岩場なので(2001年に登ったときは足がかり手がかりがあってそう難しくなかった記憶がある)無理せず、迂回路を行くべきだ。できれば「迂回路」と言う言い方を止めて「本道」にした方が良いと思う。稜線に取付くとシャクナゲの群落が続くが、残念ながら花芽が少ない。本番では、どうメンバーに言い逃れをするか考えておかなければ・・・。さて結構長い稜線歩きは多少の鎖場などもあり、意外とハードである。山頂に着くと未だ10時半なのでランチには少し早い。もう少し先まで進もうと未だ冬枯れのきれいな樹林帯の稜線をのんびりと歩く。大竿峠の手前にピークでランチタイムを過ごし、峠から恐渕へと降り始める。うぐいす谷も同じだが林道に出る手前はこちらも岩がゴロゴロとして以前と違う景観になっていた。恐渕までは滑らないように慎重に歩く。大きな沢の渡の渉ケ所付近が一番の難所でとにかく滑りやすい。このところ雨が少ないので沢の水量が少なく、渡渉には問題なかった。恐渕からの道も途中で寸断された場所もあり、自然のすごさを改めて感じる。林道に出て舗装道に出る。以前はやまめ料理の店があったが、現在は営業していないようでひっそりとしている。ミツマタがたくさん植えてある場所は登山者の休憩場所として利用を許可していると表示があった。大きな桜の樹もあるので弁当広げるには良い場所かも知れない。今日も山に自然に山友に感謝!!

■コースタイム
 P-(60分)-林道-(30分)-笈吊峠-(55分)-山頂-(35分)-大竿峠-(16分)-林道-(45分)-恐渕-(50分)-P ※休憩時間含めず。全行程で約6時間でした。
今回のコース(地図上でクリックすると拡大します)
ミツマタの花
アップで
登山口駐車場(7:26) 出発(7:42) 岩は苔で覆われている
トリカブトかな 椿の花は見頃 ショウジョウバカマの花は終わりに近い
きれいな水だ 炭焼窯の跡 本格的に登山道
ここにも炭焼窯跡 沢沿いに進む 沢を横断する
大きな道標がある(8:25) 急斜面を行く 結構きつい
林道に出た(8:41) 休憩して出発、しばらく林道歩き 登山口、林道がこんなになってる(8:55)
谷を詰める 苔が良い感じ ケルンは助かる
倒木が流れて道がなくなっている 鞍部が見える 階段になった
生物多様性保全のため・・・・と書かれている 笈吊峠(9:21)・・・・休憩 笈吊岩についての注意
迂回路を行きます(9:30) 笈吊岩へは立入禁止 急登
シャクナゲの群落 巨樹も目に付く 尾根に取付く(9:39)
岩も多い 大きな枯木 シャクナゲが続く
振り返ると経読岳などが見える ロープ場 見晴らしが良くなってきた
草原になってテーブル等がある 急斜面を登る 鎖場
振り返る 犬ヶ岳山頂は三ノ岳(10:24) 展望台から西側の眺め
休憩してきれいな樹林の稜線歩き 二ノ岳(10:40) 大竿峠まで500m
 一番左が一ノ岳  ヤセ尾根・・・・この先のピークでランチタイム 一ノ岳を見ながらきれいな樹林帯を進む 
でかいブナの樹 大竿峠(11:24)  面白い樹発見 
ガレ場を行く  でかっ! 道がない 
 え??林道の手前はすごいことに 以前と違う (11:40)  再び登山道へ(11:43)
 この辺も歩きにくい 山腹を降る  鈴の中尾と名付けられている(11:57)
谷へ向かって急斜面を降る 再び山腹を歩く  谷を横断 
 鎖場はとても滑りやすい 振り返る   沢を渡渉する
 対岸に取付く  橋を渡る  小さな滝
渓谷・・・水が緑色に見える 深さを感じる 恐渕の説明版(12:35)
 勢いがある滝  平坦な道になる 板状の石がゴロゴロとしている 
岩壁の横を通過  板状節理  ハシリドコロ・・・・有毒植物です
植林帯になる  登山道は林道から外れる  道がなくなっている
 林道に出るが、ここも道が途切れている  まともな道になった 道路に出る(13:20) 
無事駐車場
お疲れさまでした
 何とミツマタがたくさんある  桜もきれいだ  
   
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