2016年8月15日 貫山(711.6m)
観察センター〜不動山〜茶ケ床園地〜広谷湿原〜貫山〜観察路〜観察センター
 ▲サギソウ 鷺草 ラン科ミズトンボ属
平成28年年8月15日(月) 天気 晴れ
 ■出発時間:7時30分頃(自宅) 
 ■メンバー:単独
 風は気まぐれで吹いてくれたかと思っていたらピタッと止まる。できれば今日だけは私の言うことを聞いてほしい。できれば今日だけ私の僕(しもべ)になって欲しい。
誰もいない登山道。同行者は影法師、右に左に時に後ろに黙って寄り添ってくれる。
 暑さで気が狂ったのではないが、そんなことを考えて歩いていた。
 茶ケ床園地で涼んでいると年配のおじさんとお兄さんを見かけるが家族連れはいない。
 湿原でサギソウを見るが花が少ない。どうやら今年は終わりのようだ。一昨年は9月の初旬が最盛期だったのだが・・・・。
 水晶山との分岐から貫山を目指す。登山道は草や樹の葉で覆われ、憂鬱な道程だが、過ぎると涼風の開けた場所に出る。しかしそれもつかの間、再び風のない登山道となっていよいよ貫山への急登が始まる。きっと山頂は心地よい風が待っていてくれるだろうと期待し、背中に熱い太陽の陽ざしを感じながら何度も立ち止まり、ようやくの思いで貫山頂上に立つ。頂上は誰もいない。期待していた「風」は全くと言っていいほど無い。「これぞ『厳夏季単独登頂』である。」と冗談でも言わなきゃ倒れてしまいそうだ。
 長居は無用。少し休んで出発する。降り始めると茶ケ床園地で見かけた年配のおじさんが登ってきた。エールを送りたい気分と「好きやねぇ」と呆れた気分とで自分も同類であるとやっぱり呆れる。四方台から中峠へと向う途中の大きなドリーネと大平山が見えてくると風が吹いてきた。何と有り難い。あまりの気持ちの良さに、座り込んで腹も減ったので少々早いがおにぎりをほおばる。しばらくしてまた歩き始めるとまたしても年配のおじさんがかなり疲れて歩いてきた。もうそこまでで止めるとのこと。それが正解だと私も言う。
 茶ケ床園地には寄らず、そのまま観察路へ向かう。いつものお気に入りの場所は期待通り涼しい。しばらく眺めと涼風を楽しんで無事観察センターに戻った。
 今日も自然に感謝!!
今回のコース(クリックで拡大)
観察センターを出発
不動坂を目指す 不動坂へ 振り返ると風神山
不動山頂上 遠くに大平山 一旦車道に出て再び登山道へ
茶ケ床園地で休憩 舗装道を歩く 中峠からピークを見上げる
広谷湿原 舗装道の終点にある 分岐
林野火災殉職者の慰霊碑 貫山が見える 振り返ると水晶山(偽水晶)
広い場所は風が気持ち良い 貫山頂上の急登に喘ぐ 山頂だ!
記念に 霞んでいる 早々に下山
四方台 笹で覆われた道を行く 大平山とドリーネ
周防台 岩山 茶ケ床へ
案内板が設置されていた 茶ケ床園地迂回路へ 道路を横断してそのまま南に
畑の縁を歩く 私のお気に入りの場所 ここから森の中へ
疲れました
森を出る 無事観察センター
 ▼本日の花々(花の名前は過去の日記をみてください)
     
     
     
     
     
     
     
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