2015/9/13 英彦山(1199.6m)+上仏来山(685m)
別所P〜北西尾根〜中岳〜南岳〜三呼峠〜九大生研分岐〜上仏来山〜九大生研〜別所P
 ▲北西尾根を歩く(奥に英彦山上宮)
2015年9月13日(日) 天気 曇りのち晴れ
 ■出発時間:午前7時00分(自宅)   
  ■メンバー:単独
 今日は何と20日ぶりに山に行ける。
 こんなに長い期間山に行かなかったのは2012年に入院して以来ではないだろうか。
 おかげで身体はぶよぶよとなり、体重計に乗る勇気もない。
 さてどこの山を歩こうか・・・・・朝晩は涼しくなったものの昼間は未だ暑いし、仕事の都合で遠方は無理・・・となると近場で標高の高い
英彦山しかない。
 幸いと言うべきか過去の日記を見ると9月に歩いた記録がない。年中通して9月だけ訪れていないようである。
 多少新鮮な気持ちで行けるなと思い、どんよりとした曇り空の下、自宅を出発した。
 天気予報では「晴れ」であるが、空は雨雲に覆われ場所によってはポツポツと降るところもある。しかしハイテクの世の中、「雨雲ズームレーダ」という便利なものがある。インターネットで雨雲の動きが見れるサイトである。
 見ると英彦山上空をちぎれた雨雲がいくつか通過しそうだ。それでも10時頃には雨雲はなくなる。晴天を期待して別所駐車場に着く。登山者は意外に少ない。
 今回は北西尾根を歩き中岳南岳を経て奉幣殿手前から九大生物研究所側へ降り、未踏の上仏来山(かんぷくやま)に立ち寄る計画だ。
 別所駐車場からログハウスの立ち並ぶ野営場北西尾根の登山口である。真っすぐな階段を登りそのまま登山道になる。急斜面の少々不明確な登山道が終わると急に開けて北岳上宮が見えてくる。中岳頂上はいつもは多くの登山者で賑わっているがなぜか今日はとても静かである。中岳を後に南岳、そして材木石の上部で昼食を済ませ、どんどん降る。
 そして奉幣殿への長い道程の途中から九大生物研究所方面へと上仏来山を目指す。
 この道は踏み跡はあるものの放置されているようで歩きづらくわかりにくい。T字路に出るときれいなまともな道となり左に上仏来山取り付き点を目指す。ところが取り付き点を通り過ぎて墓所にでてしまいすぐに戻ると取り付き点があった。ま、地図と睨めっこしていれば、わかるはずである。 一旦入り込むと道は明瞭である。頂上は樹林に覆われて展望はない。祠があって信仰的な場所であるようだ。のんびりとする雰囲気でもないので早々に下山する。往路を十字路まで戻ると九大生物研究所へと進む。九大生物研究所とは何やら怪しげな雰囲気であるが・・・・・
 道路に飛び出ると右にその研究所があるが、ここには登山口の標識がない。上仏来山の登山は一般的ではないようである。楽しむ山ではなく拝む山なのであろう。
 スロープカーの下くぐり奉幣殿の参道にぶつかると別所駐車場は近い。
 今日も自然に山に感謝!!
 
■コースタイム
 別所P-(20分)-野営場ログハウス-(70分)-中岳-(15分)-南岳-(50分)-三呼峠-(50分)-九大生物研究所分岐点-(15分)-T字路-(30分)-上仏来山-(27分)-九大生物研究所-(13分)-別所P※休憩時間含まず。全行程で約5時間半でした。
      
今回のコース(クリックで拡大)
別所駐車場を出発(08:53)
車道から九州自然歩道に入る 
苔むした石畳み 六地蔵 キャンプ場(野営場)の脇から階段を歩く(0913)
階段が終わると登山道 キノコだ! 栗がたくさん落ちている
急な尾根道をひたすら歩く 観察路との十字路(09:35) 本日初登場
標識も印も少ない尾根を進む でかい 尾根の下を巻く感じで進む
尾根の稜線に出る 巨木が多い きれいな樹林帯だ
でかい でかい 枯れたスズタケが多くなる
梯子が設置される前は結構難しかった(10:15) 梯子の上部の岩に立ってみた 眺めが良い
面白い形の巨石 平坦な場所に出る 上宮が見えてきた
北岳も見える 紅葉しているようだ 静かな中岳頂上(10:35)
記念に 山頂から南側の展望 二人の先客以外は誰もいない
上宮(10:48) 上宮から南岳を眺める 手前が北岳、奥に刈又山
上宮を振り返る 南岳頂上にて(11:00) 鎖場
ママコナ 鎖場 岩場は高度感がある
ビューポイントで休憩(11:27) 岳滅鬼山などが見えているはずである ここで昼食(11:34−11:51)
材木石(11:52) 岩がゴロゴロしている ケヤキの大木
根元の人が小人に見える ここは右(12:04)へ 露岩が荒々しい
奉幣殿へ(12:05) 英彦山神宮とある 奉幣殿まで2200mとある(12:08)
自然の石を削ったのか・・・・ 三呼峠(12:13) ベンチで小休憩(12:16)
階段を降る アケボノソウがたくさん咲いていた 奉幣殿まで1800m(12:30)
衣ガ池(12:36) 岩壁の横を通過 梵字岩の入口(12:47)
虚空蔵への入口(12:57) 坊舎跡か 九大生物研究所方面へ(13:06)
道ははっきりしない 石積みに沿って歩く 再び降り始める
 道なき道に崩れかけた木橋 こんな場所に  T字路を左に上仏来山へ(13:20)
 道は狭くなる 泥だらけの靴  ここの左が取り付き点(13:30)
 露岩に出る 眺めが良い  急登する 
 上仏来山頂上(13:53) T字路を通り過ぎ別所Pを目指す  道路が見えた 
正面は九大生物研究所で手前右が登山口(14:25) 奉幣殿への参道に出る 無事下山(14:38)
   
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