2010/9/18〜20 後立山縦走 白馬岳(2932m)・杓子岳(2812m)・鑓ケ岳(2903m)・唐松岳(2696m)
 初日 (No2)
猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜白馬山荘
 
▲ ミソガワソウ(味噌川草)と天狗菱      

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 勾配がきつくなってきて岩場の登山道は渋滞気味です。何度か休憩をしてスラブを過ぎるとガレバ歩きとなり小雪渓を左に見て非難小屋に着きます。水場があるので不足の人は補給します。ここからは割りとなだらかな道となり稜線がすぐ目の前となり、白馬岳頂上宿舎が見えてきます。ガスも抜け青空が見えてきました。右に今夜宿泊する予定の白馬山荘が見えてきて鞍部に登りつめると白馬岳頂上宿舎です。途中で腹ごしらえをしなかった私とKENさんは、ここで簡単に昼食です。小休憩をした後、稜線に出て白馬岳山頂を目指しますが、先に、山荘にチェックインしておきます。かなり混雑を予想していましたが時間(PM2:30)が早いのか、未だ登山者は少ないようです。予約をしてもらっていたおかげなのか1つの部屋を借りることができました。山荘から白馬岳山頂までは15分程度です。残念ながらガスで覆われていて眺望は今一つでしたが、ガスのおかげで初めてブロッケン現象を見ることができました。新田二郎の小説「槍ヶ岳開山」でも表現されている通り、虹環の中の如来さまのように確かに見えます。しばらく山頂でガスの切れ間の景色などを楽しんで山荘に戻ります。山荘にはレストランがあって食事やお酒が楽しめます。男性3人はビールで乾杯です。夕食は食堂でPM5時からです。料理はなかなか良かったです。食事を済ませたら夕焼けを見ながらグラスワインを楽しみ、明日に備え7時30分に床に着きました。
<コースタイム>
 猿倉登山口-(70分)-白馬尻小屋-<雪渓歩き約30分>-(150分)-岩室跡-(80分-非難小屋-(70分)-白馬岳頂上宿舎-(20分)-白馬山荘-(20分)-白馬岳山頂-(15分)-白馬山荘
※休憩時間は含まれていません。全行程で約7.5時間でした。
<アクシデント>
 大雪渓でアイゼンを装着していると上部でザックを背負う際にバランスを崩したのか、男性が転んできてあずきさんに覆いかぶさるようになった。横にいた私は止めようとして右足を突っ張ってその拍子で足を痛めてしまった。あずきさんは首を痛めたようだが、大事には至らなかった。私もたいしたことはないが翌日まで右足が痛かった。落石も注意だが落人も注意だ。
<翌日の予定>
 明日は、杓子岳、鑓ケ岳、そして不帰キレットをクリアして唐松岳まで縦走し、唐松岳頂上山荘に宿泊予定だ。
   
  2日目へ続く
白馬岳頂上宿舎が見える
雪が残っている・・・右上は白馬山荘
白馬岳頂上宿舎で昼食を摂る なんと自動販売機だ 宿舎を振り返る
白馬山荘 旭岳 奥に山頂が見える
山荘の外にもテーブルがある ガスって見えない チェックインはこの右で
山荘の内部(廊下) 山頂目指し出発 おーこわっ!
迫力あるね 三角点みっけ あずきさんとあこちゃん
山頂にて ガスの切れ間から雪倉岳への稜線が見える ブロッケン現象(クリックで拡大)
レストラン「スカイプラザ白馬」 店内 生ビールで乾杯!!
夕食は食堂で(MORIさん撮影) メインはヘルシーハンバーグ 夕焼けを見ながら
2日目へ
ワインを楽しむ
   
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