2012/07/22 九千部岳(1062.4m)・普賢岳(1359.3m)
長崎雲仙
 NO1 九千部岳
▲九千部岳(第二吹越への降り道から見る)
2012年7月22日(日) 天気 曇り時々雨
 ■出発時間:午前5時30分(自宅)   
 ■メンバー:家内と私の2人
------ 九千部岳 -----
 まずは、「トッキョキョカキョク」とホトトギス、そして「カッコー」とカッコウ。そして「ホーホケキョ」とウグイス、順番に鳴いて出迎えてくれた。 8時40分、高速道を諫早I.C、国道57号線、県道128号線を経て吹越(ふっこし)トンネルを抜け九千部岳登山口付近に駐車した私たちは、鳥たちの声に迎えられ、どんよりとした空を見ながら登山準備を整えた。標高は850m、そのせいか暑さはあまり感じられない。登山口から樹林帯に入り緩やかな勾配を登り始める。上部が明るくなると急に開けて九千部岳山頂2.0Km」の道標を見る。ここから少し降り、右に山腹を巻く。平らな道は、ずいぶんと整備されているようで広く歩きやすい。鳥の声はいつのまにか、蝉の声に変っていてとても賑やかである。本日最初の登山者であろう私の前には蜘蛛の巣が行く手を阻む。蜘蛛には申し訳ないが、ストックで払いながら歩く。湿地帯のような道からミヤマキリシマのトンネルを抜け、田代原からの道と出合う。9時30分、このT字路には、九千部大明神の鳥居があるはずだが・・・・。足元を見ると「九千部大明神」と書かれた古い木板が立て掛けてあった。やはり鳥居があったのだ。T字路を北に向かう。急な勾配がここから始まる。樹林帯を抜け視界が開けるが、ガスってせっかく見れるはずの展望は全く見えない。尾根歩きは狭い岩の間を歩いたり、岩を乗り越えたりする。草に付いた露でズボンはびしょ濡れだ。山頂近くでは、霧雨になるが、濡れてしまっては今からかっぱを着るのもおかしい。9時55分、山頂に着く。ガスの切れるのを待ちたい気持ちもあるが、おそらく当面無理だろう。記念に写真を数枚撮って下山開始。帰路は往路をそのまま戻る。下山も花々を楽しんでゆっくりと歩く。11時00分、無事登山口に到着。車に乗り、国見岳登山口のある第二吹越駐車場へと移動する。 次ページへ
 ■コースタイム
 九千部岳登山口-(10分)-鞍部-(30分)-田代原出合い-(25分)-山頂-(45分)-九千部岳登山口  ※休憩時間は含くまれていません。全行程で約2時間20分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
九千部岳登山口手前の道路脇に駐車
九千部岳登山口 もしかしてムラサキシキブの花かなぁ 緩やかな上り
山頂まで2.0Km 鞍部から少し降る シモツケ
ホタルブクロ 山腹に抜ける トリアシショウマ
ハナイカダの実 足元にはネムの木の花 ノリウツギ
ミヤマキリシマもある 山頂はこの上部か
田代原出合い 九千部大明神と書かれた古い木板 急登する
チダケサシ 振り返る 奇岩が見える
この上に立つがガスって何も見えない ギボウシ ヤマシグレ(スイカズラ科)
樹林帯もある 山頂 記念に
記念に りっぱな方位盤 崖に立つ
カキラン コラボ ガスってなければ・・・・・
これから国見岳登山口へ
往路を戻る 無事登山口
     
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