2001/11/24  大平山(587m)
 2001年11月24日 天気 晴れ  
  
おおへらやま
 
 大平山は私の山歩きの原点でした
  
私の長男がまだ4歳の頃(1985年)だったと思いますがカルスト台地で有名な平尾台の丸和ランド(遊園地があった)に遊びに来た時、この大平山を歩きました。長男坊は大喜びで一気に駆け上がったのを記憶しています。
 
 その気持ちのよさに次は「お弁当持って来よう」と言う事になり、度々ここに家族で来るようになりました。その内次女も走り回るようになり、当時キャンプに凝っていたこともあり、次第に山を散策するようになっていったのです。
  大平山を貫山方面へと ここに来るたびに距離が延びて行き、とうとう貫山の頂上を目指してしまいました。それからというもの私たち家族の「アドベンチャー」が始まったのです。
   「アドベンチャーファミリー」の思い出
  今でこそ子供たちは一緒に遊んでくれませんが、昔は、よく海や山にでかけたもんです。
  今でも心に残っているのは、山登りを意識していない頃(以前は山登りと思っていなかった)正月に英彦山行った時です。午後2時頃から階段を上り、登るにつれ積雪が深くなり、凍った石垣をよじ登るときは、一番下の娘(当時6歳)が怖くて泣きながら登ったのです。しかし平坦な道になると、3人で(子供は3人います)はしゃぎまわって雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりです。
  しかし、ふと時計をみると、既に午後4時、誰もいない山に気づいた私たちは、降りる時間を計算していませんでした。山頂までは当然行けず、慌てて下山する事にしました。
 今から思えば何と「ばか」な家族でしょう。
  後1時間、いや30分遅ければ暗がりの中を下山することになりました。しかも、あの凍った石垣は、いわゆる「鎖場」だったのです。さらに靴は普通の運動靴、服装も普通の服装でもちろんリュックもなければリュックの中身(装備)もないのです。それもそのはず
私たちは、この行為を「山登り」と思っていなかったからです。

 
大平山は、登山というより、ハイキングで歩く人が多く、険しい山では、ありませんが、私たちファミリーにとっては、思い出深い山です。
貫山(712m)に登るなら、吹上峠から、この大平山を経由するコースがお勧めです。
駐車場から大平山をみる
大平山から駐車場をみる
登りきった所
頂上付近から平尾台を見下ろす ノジスミレ ススキも紅葉で赤くなっている
頂上付近 紅葉がきれいです。 頂上 貫山を目指します
貫山が見える 一旦下ります この急斜面を登ると四方台から貫山への登山道
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