2013/6/2 峰床山(970.0m) 京都北山
葛川中村〜八丁平〜オグロ坂峠〜山頂〜俵坂峠〜大悲山口
高層湿原の八丁平
 ▲八丁平
2013年6月2日(日) 天気 曇り
 ■出発時間:午前5時40分(京都タワーホテル発)
 ■メンバー:単独

  雨がポツポツと降り出しそうな曇り空の下、ハイカーの集まると聞いた出町柳駅に着いた。
バス亭には誰もいなかったがロッテリアが開く7時過ぎには続々とリュックを背負った人達がいくつかのグループに混じり声をかけあっていた。
 ホットコーヒを飲んでトイレに行ってる間に皆並んでいてせっかく一番にきたのに座れないかもしれない。行く先番号10番のバスはハイカーの貸切りのようで超満員となった。座れなかった人には大変申し訳ないが私は運良く座れた。ま、若い人たちが多いので勘弁を・・・・。というバス停で半分ほど降りた。おそらく皆子山を目指す登山者達だろう。やはり京都府最高峰というだけあって人気があるようだ。(でもヤマヒルが多いと聞く)
 出町柳駅から1時間ほど揺られて葛川学校前に着く。何とここで降りたのは私だけである。寂しい想いと『こんなに登山者がいるのに・・・』と不思議に思う。
 林道が終わると尾根に取り付くまでは沢沿いに歩く。ヤマヒル対策はしているが時々靴の周りを見ながら歩く。中村乗越を通過すると景色は一変し、草がない樹林は掃除されたようにきれいである。八丁平は予想よりも明るくしばらくここで昼寝でもしたい気分にさせる。
 そういえば、ここまで他の登山者に出会っていない。何でこんな素晴らしいところなのに・・・・。
 そう考えると何と贅沢なことだろう。今日は私が借り切っているわけだから。
湿原を見ながら六尺道を歩き、尾根歩きが終わるとあっけなく山頂についた。やっぱりここでも登山者は私1人である。予定時間よりだいぶ早いので下山は計画通り花背に下ることにする。
 階段状の急斜面が終わると林道歩きが始まる。この林道は沢沿いで涼みながら歩ける。
どこまでもどこまでも続くと感じていたらいつに間にか峰定寺を右に見る。ん?キャンプ場はどこだったんだろう?いつのまにか過ぎたようである。
 舗装された車道歩きがこれまた永い。タクシーをつかまえたいくらいだが時計をみると意外に早い。『これだと早く着きすぎる』と思いながらゆっくり歩くが、結局、大悲山口バス亭にバス出発時間の1時間半前に着いてしまった。
 昨日、大先輩が「バス亭のところの喫茶店の奥さんは良い人だよ」と聞いていたので入ろうとしたが。釣り人と思われる人がたくさん賑やかにしていたので遠慮して外で本でも読みながら待つことにした。
 バスは、音楽を鳴らしてやってきた。もちろんガラガラ。ところが途中で満員となり、混んだまま出町柳駅終点に着く。後は、京阪電車に乗り東福寺でJRに乗り換えて京都駅まで戻る。
 バスが遅れたので昨日入った京都タワーの地下大浴場は諦めてビールだけ飲んでお土産を買って新幹線に乗り、無事帰宅した。
 妻には柿の葉寿司を土産に帰宅して一緒に食した。 
 この二日間、自然に山に出会った人に感謝!
■コースタイム 葛川中村-(35分)-二股-(50分)-中村乗越-(25分)-オグロ坂峠-(30分)-山頂-(25分)-俵坂峠-(20分)-林道終点-(40分)-峰定寺-(30分)-大悲山口
  ※休憩時間含まず。全行程で4時間10分でした。
 前日の桟敷ケ岳へ
今回のコース(クリックで拡大)
ホテル出発(5:40)
京都駅
出町柳駅(6:45) バスを待つく(7:45出発) 葛川学校前(8:42) 登山届けがある
準備をして出発(8:52) 近畿自然歩道とある 林道をしばらく歩く
湿った道が続く 沢沿いの林道 二股・・・木橋を渡る(9:23)
登山道は杉林と雑木林の間 沢を横断する 再び沢を横断
またまた沢 巨石の下を歩く 沢沿いに
何度か沢を横断した(ここが最後) 巨石は苔むしている 奇木
植林帯の山腹を進む 尾根を急登 尾根沿いに歩く
植林体を抜ける 中村乗越(10:09) 木にビニルが巻かれている
▲中村乗越から八丁平を見下ろす
八丁平(10:16) ベンチもある 記念に
どちからも山頂に行ける オグロ坂を目指す 素晴らしい景観
さすがに湿原 しばらくこんな道が続く マムシグサ
巨木も多い ここからも山頂に行ける 六尺道をさらに進む
とてもきれいな湿原である 峠が見えてきた 水場がある
オグロ坂峠 左(南)に進む 登りきると右(西)に進む
西に向かって気持ちの良い稜線歩き 不思議に草が生えてない 快適な歩きが続く
木の根がすごい ヤセ尾根を行く イワカガミのようだ
山頂は近い 山頂にて 下山は花背方面へ
 
 ▲山頂からの展望
山頂には枯れた巨木も多い 尾根道を降る  八丁平との分岐 
 ここからの眺めも良い  林道を横断する  植林帯を降る
俵坂峠  この林道も真っ直ぐに横断   谷間を進む
階段が続く(振り返ってみた) 可愛いキノコ   山腹を進む
 橋を渡る  林道終点(11:55) 林道歩きが始まる 
 沢沿いに歩く  分岐  ミニ渓谷と言った感じ
 広場がある  タニウツギは満開  砂利が敷かれている
 三本杉への道。「熊出没注意」とある  峰定寺(12:32)  舗装道になる
 料理店がある 大悲山口バス亭(13:03)   店が結構ある
 バスが音楽を流しながら来た  京阪電車に乗る 京都駅で乾杯! 
   
     
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