大岩扇山(おおがんせんざん)691.1m
2015年1月11日(大岩扇山・宝山・角埋山)
影ノ木集落〜八町越〜山頂〜八町越〜影ノ木集落
 
 
 ▲角埋山(つのむれ)からの展望(左から大岩扇山、小岩扇山、宝山)
▲影ノ木集落辺りから頂上部を見上げる
2015年1月11日(日) 天気晴れ
 ■出発時間:午前6時30分(自宅)  
 ■メンバー:家内と私
 ずいぶん前からその山容が気になっていつかは歩こうと思っていたがようやく歩くことになった。
 色々な書籍やネットで調べると隣の小岩扇山、そして宝山へと縦走できそうである。
 しかし、小岩扇山は自衛隊の演習地であるため事前に確認が必要とのことで電話を入れてみた。 果たしてのその回答は「演習がなかろうと立ち入り禁止です」とのこと。いずれにしろ演習が実施されるとのことで諦めることにした。
 この山の読みが少々気になる。役所に電話した時に「おおがんせん、こがんせん」と電話に出た人は言ったが、自衛隊に電話した時は「しょうがんせん」と言われた。
 そうなると「おおがんせん」は「だいがんせん」と読むのが当たり前である。
 
大岩扇山はメサ台地で近くの万年山の小型版のような山である。
 山容が面白く登頂意欲を掻き立てるが、実際登ると山頂は広い草原で登る前に見た絶壁はどこにも姿が見えない。そういう意味ではこの山も「見て楽しむ山」なのかもしれない。 
 今回のルートで見どころは参勤交代で使われた石畳を歩けることだ。昔の人はこの石をどんな格好をしてどんな思いで歩いたのか想像してみるとタイムスリップできる。
 石畳は、
八丁越に近づくと落ち葉に埋もれてしまい見えなくなるが、今でもしっかりと残っていた。 八丁越は舗装道の十字路になっていて山頂はゲートのある北側へと進む。そこからは草原となり緩やかな坂はすぐに平坦になり西に進路をとって山頂へと導かれる。
 山頂は広い草原の中なので展望が特別良いわけではないが、360度見渡せる。
 本日は、他に登山者もなく自衛隊の演習の音も聞こえない静かな山歩きである。 
 山頂でしばらく展望を楽しんで下山は往路を戻る。
 次は
宝山を目指す。(次ページへ)
  
■コースタイム

 影ノ木集落手前に駐車-(18分)-八丁坂説明板-(15分)-八丁越-(15分)-山頂-(30分)-駐車した場所 ※休憩時間は含まれていません。全行程で約1.5時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
国道から東に進みここを右折する
この先を左折 影ノ木集落手前の路肩に駐車させていただく(09:10) 涙岩と説明板がある
山頂まで1.6km 手入れされた田畑を見ながら 左手を見ると岩壁が
影ノ木集落に入る 車は行き止まり(09:26) 道標の通り進む
八丁坂の説明がある ここから石畳が続く(09:28) 参勤交代の陸路として使われたらしい
石畳は続く 石畳は枯葉に埋もれている 笹が蔓延っている
舗装された十字路は左のゲートを進む(9:43) 草原は気持ちよい 平坦な道を進む
先が見えてきた 山頂にて(09:58) 東側の展望
山頂にある石碑「豊前坊」とある 下山開始(10:11) 巨岩が転がっている
八丁坂の説明板の所まで戻ってきた(10:33) ここからも岩壁が見れる 景色いいなぁ

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車道を歩く 無事下山(10:45)
     
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