2014/11/24  金満山(525.08m)
駐車場-新城登山口-新城山-満干越-滝-金満山-満干越-こもれび別れ-こもれび渓谷口-駐車場
▲吉原ノ滑滝
▲石灰岩群で紅葉を眺める
2014年11月24日(月)祭日 天気 晴れ
 ■出発時間:午前9時10分頃(自宅) 
 ■メンバー:私と家内の2名
 昨日はアタック山の会の山行で足立山を歩いたが、今日も天気が良いので近くの山に行くことにした。家内はと言うと一昨日から沖縄に出かけていて昨夜帰宅したので今日は一緒に同行することになった。
 アタック山の会の計画では小倉南区香春町の境(北九州市田川郡の境)である金辺峠から福智山脈に延びる金満尾根を来年歩くことになっている。過去、私は歩いたことがあるが、念のため下見と考え出かけることにした。
 ルートを考察すると金辺峠(きべとうげ)からとなると車を駐車する場所がないことと周回ルートが長くなるので後入道(ごにゅうどう)と言う集落に登山者用の駐車場があると聞き、こもれび渓谷を使った周回コースが良いだろうと結論が出た。このコースも過去、私は歩いたことがあるのだがもう一度歩いてみよう。
 国道322号線はバイパスではなく旧道から後入道へと入る。狭い道なのでゆっくりと進む。道草の会が設置した登山者用駐車場と書かれた札があるので駐車する。このように土地を提供してくれるとは感謝である。少し、車道を戻ると新城登山口と道標があるのでここから入り込む。竹林を抜けて植林帯に入るが石積みがあったり採掘跡があったりと人工物が多い。道は二つに分かれる。道と言っても右はほとんど踏み跡がない。新城山へ直登ルートと書かれたビニル板のようなものがぶら下がっていたのでそちらに進む。これがまたかなりの急斜面で道が不明確な上にズルズルと滑ってしまう。
 ま、とにかく歩きやすいと所を行けと言いながら上を見ると道標がある。わずかな踏み跡を辿りながら高度を上げる。フカフカの落ち葉の道は上を見上げると紅葉がちらほら。家内も上機嫌である。新城(403.9m)頂上は、展望は全くないが、紅葉がきれいである。
 金辺峠からの縦走路に出ると降り気味の道で植林帯と自然林の境をしばらく歩くと自然林となり松林となって紅葉も結構見れる。頂吉へのルートとの合流点の満干越(みちひごし)を過ぎ再び植林帯と自然林の境となるがすぐに細い尾根道となって滝へとの道が分かれる。
 以前来たときはこの道標はなかった。最近ここの滝が知られる存在になったようだ。
 渓谷を右下に見て進むと一番奥に絹糸ノ滝がある。小型ながらなかなか情緒ある滝である。
 せっかくなのでここで昼食にすることにしてしばらく滝の周りを眺める。滝つぼに浮かぶカエデの葉を見ると詩人であればここで詩(うた)を読むことであろう。
 吉原ノ滑滝を見て滝のルートからショーットカットして縦走路に戻ると見返り坂と名づけられた急斜面を歩く。
 登りきると今度は石灰岩が狭い尾根道を占領している。何とも変化に富んだルートである。
 紅葉に未だ飽きず、あれもこれもと見て行くうちに今回の目的地点である金満山(かねみつやま)に到着。展望は樹の間から焼立山が見える。
 帰路は往路をこもれび別れまで戻り、そこからこもれび渓谷口へと降り、出発地点の駐車場へと戻った。全く期待していなかった紅葉は、もしかして穴場かもしれない。何しろ全く登山者と出会わなかったのである。「ここは内緒にしておかないと・・・・・」今日も自然に山に地元の人に感謝!!
■コースタイム
 駐車場-(3分)-新城登山口-(50分)-新城頂上-(6分)-縦走路-(23分)-こもれび別れ-(9分)-満干越-(10分)-滝への分岐-(5分)-絹糸ノ滝-(5分)-縦走路-(32分)-金満山-(30分)-こもれび別れ-(8分)-こもれび渓谷口-(8分)-駐車場 ※休憩時間は含めず。全行程で約4時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
登山者用駐車場に停める(10:10)
車道を戻る
新城登山口(10:22) 竹林を抜け 植林帯へ
新城・茶臼山とある 採掘のための穴だろう 直登コースを行く(10:37)
急斜面を登る 山腹を少しだけ巻く 紅葉がきれいだ
急すぎて滑る フカフカの落ち葉 山頂付近
きれいです 新城にて(11:16) しばらく紅葉狩り
金辺峠からの縦走路へ 合流地点(11:26)
自然林が気持ちよい かなり整備された 植林帯と自然林の境界を歩く
紅葉が続く ・・・・・ 木漏れ日がまた良い
紅葉の落ち葉 こもれび別れを通過(11:49) 時折視界が開ける
今度は松林 またまた紅葉だ こちらは黄葉
満干越(11:58) 本当にきれいな尾根です
滝を見に左に進む(12:09) イイギリの実だろう 右は渓谷
絹糸の滝(12:15) 下部 吉原ノ滑滝
下部 横から写す 縦走路へ戻る(12:45)
縦走路に出る(12:50) 見返りの坂だって 細い急斜面の尾根道
巨木も多い 石灰岩(13:05) 変化に富んでいる
紅葉を眺める 石灰岩地帯を抜ける 紅葉満喫
金満山頂上(13:17) 周りは紅葉している 巨木
一服岩だって(13:34) 見返り坂を降る 満干越を通過(13:44)
こもれび別れ(13:51) 植林帯を降る こもれび橋と名が付いている(13:59)
車が通れる道 ここでも紅葉が 橋がある
お疲れ様でした
無事駐車場に着く(14:07)
     
山日記トップへ
足立山・戸上山(上部) 足立山・戸ノ上山(下部)