2012/06/24 裏英彦山
薬師林道〜薬師峠〜ケルンの谷(往復)
雨のため途中で断念
  2012年6月24日 天気 雨
 「自然観察とボランティアの山の会」の8月例会登山は、裏英彦山である。今日はその下見である。梅雨なので雨は当たり前だが、どうやら今日は本降りのようで中止の声もあったが、とにかく現地まで行ってみようとなった。
■出発時間:6時30分(Hさんの会社) 
■メンバー 男性3名 女性4名
 薬師林道から薬師峠へと進み、その先の取り付き(登山口)より植林帯へと入る。雨のためカメラのレンズが濡れてうまく写真が撮れない。尾根に取り付くと自然林へと変わり、滑りやすい急斜面を苦労しながらクリアして行く。いつまなら右手に望雲台の断崖絶壁が見えるのだが、今日はガスって全く見えない。ヤセ尾根から山腹へと少し降るとここからが裏彦ルートの見所が続くはずであるが、足元はとにかくぬかるんで滑りやすく景色どころではない。確かに雨は木々のおかげか、あまり降っていないように感じるが、登山道はいつもと違う。何度か苔むした岩場のある谷間を越えて笹の中を抜けると大きな岩ばかりの谷を今度は降る。赤テープが目印だが、大凡斜めに降ればケルンの谷に出るはずだ。今回のルートは私以外全員初めてとのことで先頭は私が勤める。降るにつれ予想通り水の流れる音が強くなって行く。その音を目の前に感じると木々の間から白い流体が見えてきた。ケルンの谷だ。いつもは、ほとんど水が流れていないのに今日はとんでもなく水が噴き出ている。全員降り立つが、いつものケルンの谷を知っている人はいないのでそのギャップに驚く人はいない。ただ、すごい勢いの水が噴き出していることには驚いていた。今日はこれ以上危険だと判断し、ここで引き返すことに。薬師峠の登山口に無事下山。林道に出ると雨は結構降っていた。木々がいかに雨を受けてくれているか、よくわかる。雨による水の怖さを感じた山行だった。
薬師林道入口付近の駐車スペース
林道を入る
急斜面は滑りやすい ツツジが咲いていた 苔むした岩
ウリノキの花 ケルンの谷 すごい勢い
岩の谷を登る ヤマシャクヤクだ! 薬師峠付近にある登山口
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