2009/7/19 英彦山散策
鬼杉登山口〜鬼杉〜籠水峠〜三呼峠〜虚空蔵〜玉屋神社〜鬼杉〜鬼杉登山口
キツネノカミソリを観に・・・・・・
▲咲き始めたばかりのキツネノカミソリ(狐の剃刀)
2009年7月19日(日) 天気曇り 
昨日は足慣らしという事でMORIさんの奥様と家内と3人で平尾台を歩いた。夏の厳しい暑さの中、晴天とあってかなり日焼けした。今日はキツネノカミソリの花を観に英彦山を歩こうとなったが、残念ながら午後から雨天ということだ。ひとまず籠水峠まで行くことにしてMOIRIさん宅へ寄り、登山口にはAM9時に着く。
参加者は、MORIさんの奥様と私たち夫婦の3名である。
<コース>
鬼杉の登山口(シャクナゲ荘から林道に入り、英彦山権現、玉屋神社参道入り口を過ぎたところ)から鬼杉に寄り、南岳への登山道の途中に籠水峠への分岐があります。ここから右手(東)に進路をとり、いくつかの小さな支尾根を乗り越え急登すると峠に出ます。天候次第ではここで折り返し、下山する予定でしたが何とか天気はもちそうなので南岳分岐まで戻り、奉幣殿方面へと向かいました。三呼峠を通過し、虚空蔵より玉屋神社へと回り込み、鬼杉へと周遊しました。
<感想>
ピークを踏まない登山は物足りませんが、希少な植物に出会えたことが、収穫でした。籠水峠までのルートは、あまり登山者がいないと思っていましたが、4組の登山者と遭遇しました。1組は下関市からということでキツネノカミソリが目的だということでした。残念ながら1株しか開花していませんでしたが、きっと来週にはたくさん花開くことと思います。ただ、最近の雨で株がかなり流されているようで意外に少ないかも知れません。
天候がもちそうなので玉屋神社への周回コースを歩きました。決して景色がいいわけではありませんが、英彦山を知る上では歩いておきたいコースだと思います。また、今回は何よりもウチョウランを発見できたことが、大変な収穫でした。帰宅して調べると一時ブームとなったため、野生のものが絶滅状態となったが園芸種が開発されたため盗掘がなくなったとありました。
鬼杉登山口
柵がある
鬼杉の周り 左が鬼杉の根元 籠水峠への標識
スズタケのトンネル 食べれそうなキノコだが・・・・・・ 苔むした岩が多くなる
絶壁が見えると峠は近い 急登を喘ぐ 峠でコーヒーゼリーをいただく
分岐まで戻り奉幣殿方面へ 三呼峠を通過 登山道は歩きやすい
長い階段を降る 衣ガ池 梵字岩への入口
沢を何度か渡る 大きな岩壁 玉屋神社(ここで昼食)
神社からの眺め 一旦下ると分岐がある 鬼杉までは上りが多い
犬が寝ているような岩 岩の上に立ってみる この岩の下に立ち寄ると→
鬼杉の先端が見えた 滑りやすいので注意 鬼杉に着く(たくさんの子供たちがいた)
登山口手前の植林帯 咲き始めのキツネノカミソリ 咲いていたのは1株のみ
ウチョウラン(羽蝶蘭) 絶滅危惧類
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